【プチ・エピファネイア】
　ハミ受けが敏感なタイプだろうなとは思っていたが、黄菊賞は前半5F・1分2秒8のスローに耐えきれず、3角で一気にスパートしてしまったレトロロック。結果ベルラップにハナ差先着を許したが、ラスト3-2F目のレースラップは11秒2-10秒9。あのペースでマクっていって、よく2着に粘った。スケールはともかく、どこかエピファネイアに似たディープ産駒。角居厩舎なら、二度想定外の暴走はないか。

　ポルトドートウィユは、10秒台の瞬発力勝負に弱点。しかし、逆に言えば、血統通り長くいい脚を使えるダイナカール一族。切れはともかく決して凡走はない。グランカマラードは基本的にはパワー型。アルバートドックも、上位二頭と比べると、本質的は素養がどうか。

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【順当】レトロロックの前走は後のGIII・京都2歳Sを制したベルラップにハナ差の2着。素質上位で叩いた上積みも見込める。ポルトドートウィユもディープインパクト産駒の血統馬で、潜在能力は高い。1戦ごとにレース内容も良化している。グランカマラードはポルトドートウィユを破ってデビュー勝ち。安定感があり、前回(3着)と同舞台なら崩れない。追ってしっかりしているアルバートドックまで。

【順当】レトロロックは臨戦過程がいい。潜在能力が高くこれからが楽しみな素材だ。追われてからがいいポルトドートウィユ。先行力に加えてパワーがあるオルロフに注意。

当レースは印のみの提供となっております。

素質は一級品の5レトロロックが巻き返す!実戦を積むごとに確実に地力がアップ。競馬センスが良く終いの切れ味からも主役は譲れまい。これに迫るのが2ポルトドートウィユ。3戦連続、最速の上がりタイムから逆転の余地はある。