【相手探し】極端な馬体の増減さえなければ、グランプリブラッドでほぼ順当。初ダートの二走前が1分52秒8、後続に5馬身差の大楽勝。なるほど、母はシルクプリマドンナ、母の父はブライアンズタイム。ナリは小さいが、ダート転身の血統的下地は十分読み取れた。前回は中一週で、関東遠征。マイナス10キロ減にもかかわらず、ほぼマッチレースといった感じの0秒1差に踏ん張っている。平坦ローカルの1700ダートは、馬格的にも気性的にも、さらなるジャンプアップの場となる。

二の筆頭はポイントブランク。花背特別･1分51秒8(勝ち馬から0秒2差)で、現級勝ちにメド。ツヨシノブルームは、派手に引っかかりながらも前走が1分52秒7。あの時計は、単なるフロックでは出せない。

バンブーデルピエロ、テーオーダンシングもローカルの1700ダートなら。

　小倉ダート1700mはクラスを問わず前に行った馬が有利、というのが私の持論。ただここは、行くだけ行って後半どうなるかは分からない、というような馬も多い。ハナに行く必要はなく、レースぶりの安定している馬を探したいところだ。

　前走同級2着なので人気になってしまうだろうが、一番計算が立つのは◎グランプリブラッド。前走で捲りのような競馬ができたことで、さらにレース運びの選択肢が広がった。行きたいだけの馬を行かせて、その直後から抜け出す。

　○にポイントブランク。前走の負けがクラスの壁なのかどうかが問題だが、前々走の内容を見ると、1000万条件にしては相手が楽なここでは通用するように思える。ただこれまで4角先頭か2番手の競馬しかしていないので、もっと後ろからの競馬になった場合対応できるかという問題は残る。▲にメイショウオオカゼ。前走はひどい競馬になったが、休んだここはブランクの不安よりリセットされての期待度が上回る。

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【順当】ポイントブランクは休み明けだが仕上がり良好で力量的にも主軸視が妥当。グランプリブラッドはダート2走が好内容で今回も首位争いが期待できる。ハギノコメントは展開次第も流れに乗れれば善戦可能。リバータイキも力量互角でコース替わりがプラスとみる。バンブーデルピエロは楽に行ければ残り目あり。テーオーダンシングは前がもつれれば食い込む余地が出てきそうだ。