【アラジン悠々】サトノアラジンが悠々。ラジオNIKKEI杯3着、共同通信杯3着の戦績だけでも、1000万はノンストップ。前走の茶臼山高原特別は、相手関係やパートンの手綱捌きの恩恵も確かにあったが、道中アタマを上げながらもラスト3Fを11秒7-11秒2-11秒5でフィニッシュ。全姉ラキシスも成長過程は緩やかだったが、この中間、小倉記念出走のサトノノブレスを併せ馬で子ども扱い。多少折り合いに苦労したとしても、フラットコースの小倉なら才能で押し切れる。

当面の敵は、1分58秒4というHレベル決着の鴨川特別を、0秒2差と踏ん張ったカナロア。バッドボーイは、2歳時ラジオNIKKEIは2着と、本命馬と同じような過去をもつ。メイショウブシン、シュピッツェ、リングネブラは、3連単の3着までか。

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【上位拮抗】カナロアは約1年ぶりの前走が2着と好走。素質はクラス上位で、長休明けを叩いた上積みは大きい。サトノアラジンはG?3着2回の好素材。昇級でもヒケは取らない。先行力のあるバッドボーイは、降級2戦目で粘りが増すか。メイショウブシンは久々だが勝って同クラス。ひと叩きされたリングネブラも小差。

【順当】サトノアラジンが軌道に乗ってきた。潜在能力が高いカナロア。メイショウブシンは追い比べで持ち味を生かす。

　サトノアラジンは歯車が噛み合わず春のクラシックに参戦できなかったが、素質は一級品。軌道に乗った今ならこのクラスは通過点。

　相手は、地力あるカナロア、先行して渋太いバッドボーイが有力。馬単はこの2頭で。3連単の3着としてエーシンマックス、リングネブラ、メイショウブシン。