【坂路横綱】坂のある現級の中山1200mでも、57キロを背負い、船橋Sを1分7秒4で勝ち負けを演じているネロだが、若駒時代から栗東の坂路大将として、つと有名。そう、新潟の直線競馬は、インタバル調教の坂路とリンクするところ大。直前こそやや軽めながら、一週前の追い切りは50秒7―37秒0に、コース適性とイメージを改めて確認。

ストロングロビンは、明けて9歳。しかし帆柱山が1分7秒8、船橋Sの1分7秒5と、初の1000直・高速決着にも準備はOK。エーシンエムディーの壬生S・1分7秒7も、1000直の根拠になる。

折り合いに泣かされてきたサンブルエミューズ、シンボリディスコは、1000直にまだ新味。

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【伏兵注意】ネロは近走上々で直線競馬でも好勝負になりそう。エーシンエムディーは休み明けだが相手なりに走れるタイプとみて対抗に据える。ストロングロビンも力量的に警戒が必要。アンヴァルトは直線競馬で好成績の実績を評価する。シンボリディスコは差し脚が決まれば上位まで。条件が合うシャトルアップが押さえ。

吾妻小富士賞は約5カ月ぶりの実戦。スタート自体は速くなかったが、二の脚を利かせてラクに好位をキープ。抜群の手応えから抜け出したシンボリディスコは久々を感じさせない強いレースぶりだった。昇級初戦で舞台は替わるが、新潟のコース実績は4戦して3度の馬券対象。好相性と言える。目立った相手のいないここは連勝のチャンス。

近2走連続2着と安定感抜群のネロ。意外にも直線競馬は初めてだが、スピード十分だけに適性はまず大丈夫。相手本線に強調。サンブルエミューズは直線競馬に定評がある西田騎手を配してきた。ローテーションも合わせてきた公算大で単穴評価。

以下はあくまで押さえ。アンヴァルト、エーシンエムディー、ストロングロビンの3頭をマーク。

電撃戦の直線競馬で浮上するのが2ネロだ!2着続きだがダッシュ力がありスピード能力は上位。開幕週の時計が速い馬場ならチャンスだ。次位は短距離向きの差し馬で平坦は得意の4ストロングロビン。決め手勝負なら互角。▲は状態が確実に上向きの11エーシンエムディー。気分良く運べれば差はない。