【ほぼ順当】アルパーシャンは、フラットコースの新潟1800に舞台が替われば、こちらが思った以上に派手で楽な勝ち方をするかもしれない。未勝利勝ちに至るまでの過程や、500万条件の東京1800mでも、上がり33秒5等、鮮烈な末脚を繰り出してきたが、復帰緒戦の阪神マイルも上がりは最速。新潟1800mに替われば、直線一気の決め打ちで十分間に合う。

　リーサルウェポンとの叩き合いが本線。7Fベースの差し馬という印象が濃かったが、近走は9Fのほうが紛れも少なくレース運びも上手い。リノリオは、休み明けをひと叩き。6月の二王子勝ちを頭に描いている。アドマイヤラインは、平坦なら1800mでも流れ込みの目。クラス二度目のコスモアルヘナは、今度は少し積極的に動く。

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【順当】リノリオは叩き2走目でコース替わりなら勝機あり。リーサルウェポンは5戦連続2着だが今回も首位争いになるだろう。差し脚が安定しているアルパーシャンも有力で、この三つ巴が本線だ。メリーモナークは長休明けだが素質的に押さえたい存在。流れ込みタイプのサクラアンプルールにも警戒したい。穴はまくり脚があるアドマイヤライン。

　少頭数と言えるレースだが、メンバーはかなり揃っている。おそらく、ハイレベルがミエミエのレースだけに他馬が回避し、この頭数になったと推測する。リノリオは5月にこの舞台で現級V。内容も優秀で、走破タイムの1分47秒0は当日の馬場状態を考慮すると、1000万Vレベルの水準に到達。それを物語るかのように、同じレースに使っていた馬が他に3頭勝ち上がっている。濃いメンバーの中でも一歩リードとみた。

　5戦連続の2着、安定感は群を抜くリーサルウェポンが相手本線。一見平凡に映るアドマイヤラインの前走だが、走破タイムからレベルの高い一戦だった公算大。3番手評価とした。

直線が長い新潟で浮上するのが1アルパーシャンだ。追い込み一辺倒だが決め手が引き出せればチャンスは十分。叩いた効果も見込めるなら期待できる。○は5連続2着の4リーサルウェポン。平坦向きで巻き返したい。