プエルトはカレンブラックヒルやレッドアルヴィスの半弟で、母チャールストンハーバーはサーゲイロード≒セクレタリアト4×4やルファビュリュー4×4など父母相似配合の名繁殖牝馬。

　新馬勝ちが脚抜きのいい不良ダートで、身のこなしやストライドからは芝で距離延びて更によさそうなイメージがあるし、ここは前走の凡走には目をつぶって狙ってみたい。

【上位拮抗】キングカラカウアは状態途上の前走で2着と力示す。気配良化顕著で勝ち上がりに期待。キャンベルジュニアは既走馬相手のデビュー戦快勝。素質非凡で上積みもありチャンスも十分。ポトマックリバーも着順以上のレース内容で休み明けも仕上がりは良好。スプレンデレも力つけ上位の候補。ヴァンガードシチーも粘り込みが可能で、トーセンカナロアやシリーシンフォニーにも注意したい。

【1分59秒9の先に】キングカラカウアの前走・山藤賞は、思った以上のHレベル決戦。前半1000mが1分0秒4-1800m通過・1分48秒2というラップを二番手で折り合い、上がり3Fのレースラップはすべて11秒台。体調不備や左回りの東京によほどの難でもない限り、1分59秒9の延長線上に勝機がある。キャンベルジュニアは豪州産。

シリーシンフォニーともに、吉田和美氏所有で、経験馬相手にデビュー勝ち。時計レベルも似通っているが、順番付けは東京経験の差ということになる。

ポトマックリバーは、前二走が案外。ただ、見た目ではわからない疲労を抱えていたように思う。短期放牧で新味はないか。馬体を緩めていなければ、ヴァンガードシチー、スプレンデレも好勝負。

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デビュー戦は経験馬相手ということもあり9番人気と低評価。しかしながら、高いレースセンスですんなりと流れに乗り手応えどおりの伸びで差し切り。2着とはクビ差だが、相手が終始内をロスなく立ち回っていたことを考えれば着差以上の強さ。本命はシリーシンフォニー。相手には今までの甘さが嘘のような弾け方だったスプレンデレ。

3歳500万でもここはレベル高い。まず評価したいのはデビュー戦を94で勝っている☆シリーシンフォニー。かなり良い指数だが東京の2000mでどうかという疑問あり。ならば同距離コース84をデビュー戦で出して勝っている◎キャンベルジュニアのほうが上。前走94で経験多くキンカメ産駒で東京でも安定感ある○キングカラカウア。距離93▲ヴァンガードシチー。以下△までは気が抜けないメンバー揃った。

格上げ初戦になるが潜在能力の高さから連勝は可能なのが3シリーシンフォニーだ!まだ成長途上だが実戦を経験しての上積みは必至。終い勝負で差し切る。○は先行力ある10キングカラカウア。