【じっくり構えて】
タンジブルは、3月の中山・1分53秒6の時点で、古馬1000万と五分以上の資質を示している。長丁場でもスタミナ負けはする馬ではない。ただ、前走の
松戸特別のように、レース運びは荒っぽい。無理に仕掛けていくと、馬体が伸びきってしまう、そんなひ弱さも抱えているけれど、前走を糧に、北村ならジックリ構えるか。
対抗は是政特別で現級勝ちの
プリンスダム。57キロもこなしているが、
鳥取特別はハンデ差があったにしろ追っての反応がひと息。使い詰めで
ピークが過ぎたか、また上昇モードに転じるのか。境い目が微妙だ。
ティーポイズンは、大雪H以外は崩れなし。
松戸特別2着以降の調教過程もしごく順調だ。
カンデラは、5月の当該2100ダートを2分13秒3で好タイムの2着。函館シリーズの時計も目を引く。ただ、同型がかなり強力なだけに、
リアライズブラザー、
ロジテースト、
ジャッカスバークの差し込みも怖い。