【重賞マイラー】
マイネルハニーは、デビュー戦の東京マイルを、重馬場・1分36秒1で楽勝。後続に1秒2差と、見た目も派手だったが、上がりは11秒1-11秒2-11秒7。能力評価は重賞マイラーでいい。しかし、新馬戦から中一週で特別使いというのは、経験上ローテーションとすれば、一気の
ピークか、反動がくるか。かなり危ない手法だけに、当日の体重と気配は要チェック。
増減が激しいようなら、
ルノートルへ軸をスイッチ。新馬戦の福島1800mは1分50秒2。スローの上がり勝負とはいえ、ゴール板が近づくにつれ、12秒2-11秒6-11秒6(3Fは35秒4)と、レースの流れは急加速。ギュッと馬群の凝縮した3コーナーすぎに先団を視野に入れ、最後は手綱を抑える余裕で上がり35秒1で弾けた。ちなみに昨年の同時期、福島の同じ芝1800mを1分51秒3(稍重)、上がり34秒9で突き抜けた
ミュゼエイリアンは、後に
毎日杯を奪取している。
芙蓉Sはパドックから
テンションも高く、道中折り合いに四苦八苦。「本質はマイラー」と、下馬したデムーロがポツリ。なるほど体型も、父
ダノンシャンティによく似ているかな?
まだ目の端々や馬体に幼さが残っているが、
ティソーナの前走は1分35秒4。やや期待先行型とはいえ、この時計なら500万は勝負になる。
ウェーブヒーローの京都マイル・1分34秒9も2勝級。
ナイトインブラックは、血統やこれまでの仕上げ度合いはともかく、前走時計と内容にやや疑問。ムーアの
アシストに頼る部分も大きい△。
アシュワガンダは、よく完成されたマイラーです。