【伏兵注意】イサベルは前走好メンバーで3着。久々も仕上がり良く反応も上々で勝ち上がりに期待。ネオリアリズムは動き前走以上。馬体も充実しており好勝負十分。マテンロウボスも底力上位の存在で状態も戻り上位争い必至。レッドオリヴィアもレースぶり上向きで差のない存在。エアアンセムも動き良好で巻き返し狙え、アッシュゴールドやシャドウウィザードなどにも注意したい。

【手塩にかけてきた】イサベルの資質を信頼。体質が弱く、正直完成はまだ先。しかし、オーストラリアTの1分44秒9・上がり33秒3も、OP級の内容だったが、馬体減もなく、距離体系の異なる2200mの三田特別も外一気。マレーシアCは道悪や蓄積疲労で3着に失速したが、質の高い乗りこみメニューを今回は、手塩にかけ在厩で管理しながらリフレッシュ完了。いずれは女王たる才能の在り処を、デムーロが引きだしてくれるハズだ。

　ネオリアリズムとの叩き合いが大本線。ひとつ前の8R・オリエンタル賞で本命にした弟レアリスタでも解説したように、使い込むとポンと弾けてしまう血統。甲斐路Sは6着と失速したが、三走前の1分46秒5に、近い将来のOP路線が見えている。

　マテンロウボスは、スローをよく捌き前走2着。このクラスでもトップレベルの力があることを横山典が改めて示した。レッドオリヴィアも、昇級3着からもうワンステップアップ。末脚勝負に徹すれば、シャドウウィザードも、まだ違った風景が展開できる。

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外国人名手が6人。そのほとんどが有力馬に乗っているのだからここも厄介。今日はちょっと狙いすまして当てるというのはあきらめたほうがいいのかもしれない。それでも平均値トップ◎ネオリアリズム、○イザベルは評価妥当。▲エアアンセム。以下☆△も頭争いをできるレベル。

引き続き好調をキープしている7マテンロウボスが有力。末脚は強力で東京はピッタリ。うまく仕掛ければ勝機は十分。対抗は6イサベルで差し脚は鋭い。