11R

中山金杯

15:25発走 / 芝2000m (右 C) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 中山 1日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)[指] ハンデ 17頭
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

1

相手

9

10

14

3通り 各2000円

馬連流し

1

相手

3

4

12

16

4通り 各1000円

望田潤の見解

 マイネルミラノノーザンテースト≒ストームバードのニアリークロス4×4で、母はヘリオポリスの薄いクロスだから、ステイゴールド産駒の黄金配合とまでは言えないがセカンドベストのパターンだ。

 母はダンジグ×シルヴァーホーク×リボーだからグラスワンダー的な血脈構成でもあり、いかにも中山中距離向きの血統でもある。戸崎がガツンと持っていかれるほどのパワー加速で押しきった前走も強い内容で、去年のオーシャンブルーに劣らない馬だろう。

 ここは逃げ馬が何頭かいて、それをミラノとロゴタイプが強気に捲ってくるとみて、持続力ある差し馬を相手本線に。

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

1

1点 5000円

馬連流し

1

相手

4

7

2通り 各1500円

馬連流し

1

相手

5

14

2通り 各700円

馬連流し

1

相手

13

17

2通り 各300円

山崎エリカの見解

 新年最初の重賞となる中山金杯。例年は惰性でこのレースを使ってくる馬も多いのですが、今年は残念有馬記念の色合いが濃いメンバー構成となりました。G3の勝ち馬や上位馬が揃った、ハイレベルの一戦と言えるでしょう。こういったレースは通常、実績馬が優勢ですが、今回は上がり馬でありながら実質は実績馬という馬を本命にします。

 ◎はブリンカー着用で一変し、6戦続連対中のマイネルミラノです。この馬は今回挑戦者という立場ですが、4走前の鹿野山特別ではG3通用レベルのPP指数で圧勝した実力馬です。また、休養明けで昇級戦の前走・美浦Sでもスタート後の坂からかなり飛ばして逃げ切る圧巻の競馬でした。けっして高速馬場とは言えない暮れの中山で前半4F46秒8まで飛ばしたら、通常は二の脚が使えないのに、ラスト2F目で再加速する余力。1番枠からロスなく立ち回ったにしても、この内容にはけっこう驚かされました。本当にスタミナ非凡の馬です。今回は休養明け2戦目となり、休養明けで好走したダメージが気になるところですが、この馬の自己ベスト指数から推測すると、もう一枚上の能力の持ち主なので、今回は反動が出ずに、ある程度の上昇を見せる可能性が高いと見ました。

 ○は昨年の七夕賞を快勝したメイショウナルト。一昨年の小倉記念では好位から抜け出してレコード勝ちしているように、逃げにこだわるタイプではありません。今回は枠順から考えてマイネルミラノが逃げて、この馬が2番手の隊列になると推測されますが、能力発揮に支障はありません。適度に緩みのない流れは、この馬もレースもしやすく、行った行ったの決着も十分あり得るでしょう。

 ▲はかつての皐月賞ロゴタイプ皐月賞で2着に降したエピファネイアはそのあと菊花賞ジャパンCを圧勝しているわけですから、この馬はやや伸び悩みの感を強く受けます。しかし、今回はかつて皐月賞を勝利した中山芝2000mが舞台。休養明けの札幌記念から上げ潮なので、そろそろ連対圏突入があっても驚けません。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

2

4

5

9

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

5

相手

2

4

9

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

14

相手

2

4

5

9

13

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】マイネルミラノは充実顕著。休み明けを使われ気配上々で重賞初挑戦でもV期待。デウスウルトは不安解消で能力発揮。引き続き活気十分でチャンスも十分。ラブイズブーシェは57.5kgカギも力量上位。ラブリーデイも能力そん色なく上位の候補。ロゴタイプも復調してきており侮れず、ケイアイエレガントユールシンギングなども底力差なく要警戒。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

2

4

7

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

2

相手

1

4

7

12

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

14

相手

1

2

4

7

12

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【阪神の坂の先に金杯】年明け初重賞は、デウスウルトで高配当を祈願。二走前の大原S・1分58秒2で、何か今までとは違う馬になったなと感じていたが、G3のチャレンジCをクビ差2着。1000m通過58秒8―1600m通過・1分33秒0という、澱みのない平均ラップを捌いて、1分45秒9で一旦先頭。阪神の坂・1800mをあのタイムで勝ち負けなら、中山2000mも1分59秒前後で走り切れる。前走後の乗り出しもすぐ。使い減りが気になったちょっと前とは、調教の消化度合も違っている。

相手本線はラブリーデイ。アルゼンチン、金鯱賞と、パドックで馬の造りを追ってきたが、叩き三戦・ベリー起用の今回がピーク。ひと息入れ、57・5キロのハンデが微妙だが、ラブイズブーシェは58キロを背負い天皇賞を0秒2差に押し上げている。

マイネルミラノも、昨年4月の段階で重賞が見えていた。本命には打ちきれないタイプだが、メイショウナルトはもう冬でも型崩れなし。2000mは気持ち長いように思うが、ロゴタイプマイルCSで見せ場。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

9

相手

2

4

2通り 各1000円

馬連流し

9

相手

3

5

10

14

4通り 各500円

3連複軸1頭流し

9

相手

2

3

4

5

10

14

15通り 各400円

須田鷹雄の見解

 中山金杯で絶対的に買うべきなのが「前走から斤量が増えている馬」。過去10年で馬券に絡まなかったことは1回しかなく、その年は人気薄の該当馬が1頭いたのみ。今年のように4頭も該当馬がいる場合は、その中から連対する馬がかなりの確率で出る。

 無難な選択肢としては○ラブリーデイや▲ロゴタイプなのだが、今回は逃げ・先行タイプがやたらと多いことにも注目しなくてはならない。○▲は好位に構えてしぶとさを生かすタイプだが、今回のメンバー構成だと位置取りは自然と中団以降になってしまう。

 そこで、前崩れの展開も期待して◎ユールシンギングを狙いたい。距離と内回り外回りの違いはあるが、この馬が勝ったセントライト記念が完全に前崩れの競馬。今回もその再現を狙う。ただ脚質的に必ずアタマでと言えるタイプではないので、馬券は3連複をメインとして、残り金額で馬連を少々。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

7

10

14

12通り 各400円

3連単BOX

3

7

10

14

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

5

10

14

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

5

10

14

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ロゴタイプは「ローエングリン×サンデーサイレンス」という組み合わせ。父ローエングリンは現役時代、気性の難しさと一瞬の脚がないという弱点がありながら、中山記念(G2)とマイラーズC(G2)を2回ずつ制した活躍馬だった。一言でいえば「持続力勝負に強い小回り巧者」。その特長を息子のロゴタイプにも伝えている。サドラーズウェルズ≒ヌレイエフ4×4は底力とパワーを補強しており、東京や京都外回りの末脚勝負では持ち味が活きないが、中山芝の粘り勝負はぴったり。中山芝コースでは皐月賞、朝日杯フューチュリティS、スプリングSの勝利を含めて[3-0-1-0]と馬券圏内を外したことがない。長期休養明けで重め残りだった昨年の中山記念でさえ3着と健闘した。今回は先に行く馬が揃い、ロゴタイプ向きの持続力勝負になることが予想される。トップハンデとはいえ得意条件のG3なら力の違いを見せつけるはず。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 今年は例年のように年末年始の開催休みがありません。有馬記念の余韻が冷め切らぬまま、引き続いて中山競馬場で金杯が行われます。

 12月の中山の芝コースは改修工事の影響で、路盤が軟らかく上がりが掛かる傾向がありましたが、最終週になってようやく馬場が固まったようで、上がりが速くなって内枠有利の傾向が顕著になってきました。この傾向は次開催も継続しそうで、中山金杯も器用な脚が問われるレースになるでしょう。

1.距離延長組が好成績

 昨年8番人気で2着したカルドブレッサは芝1800mの朝日チャレンジカップからの臨戦でした。一昨年は前走芝1800m組によるワンツーでしたし、2011年に11番人気2着のキョウエイストームマイルチャンピオンシップからの臨戦でした。スピードよりもスタミナが問われる傾向が強く、毎年のように距離延長組が穴を開けています。

2.格よりも勢い

 GIやGIIで凡走していた馬が大多数を占めるようなメンバー構成になるので、去年などは前走1着馬が1頭も出走しませんでしたが、数少ない前走1着馬がそれ以前の5年間で2勝して2着1回3着2回。実力馬の巻き返しよりも上り調子の馬の勢いに賭けるのが、このレースのセオリーです。

3.追い込み脚質は割り引き

 一昨年は天皇賞6着以来のジャスタウェイが1番人気に支持されましたが、追い込み届かず3着に追わりました。これにかぎらず不器用な脚質の馬は全体的に不振で、近5年で連対した追い込み馬はわずか1頭と苦戦を強いられています。中山で信頼できるのは、やはり好位で立ち回れる器用な脚がある馬。



 マイネルミラノは昨年6戦して4勝2着2回。2度の敗戦はいずれも東京でしたから、小回りコースでは4戦全勝という破竹の快進撃でオープンまで到達しました。前走芝1800mからの距離延長というのもデータ的に合致していますし、逃げずに控える形になっても問題ありません。

 デウスウルトは昇級初戦のチャレンジカップを僅差2着。好位でも競馬ができる器用さがあり、距離も2000mまでなら守備範囲です。ロゴタイプは古馬になって以来不振が続いていますが、唯一馬券圏内に入ったのが当コースの中山記念でしたから、コース替わりはプラスになりそうです。

 アーデントは前走が人気薄での逃げ切りでしたが、当コースでは弥生賞3着の実績もあり、ディープインパクト産駒ながら中山コースは苦にしません。メイショウナルトの57.5kgは背負い慣れた斤量で、小回りのGIIIならば安定感があります。

 ラブイズブーシェは一昨年の有馬記念で4着があるように中山にも良績があり、有馬記念を除外となった鬱憤を晴らせるか。マイネルフロスト菊花賞以来の臨戦ですが、脚質的に小回り中距離は向いている可能性が高く、要注意の一頭です。なお、フェイムゲームは登録だけで回避の公算が大きく、ここでは印を抜きます。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

14

相手

2

3

5

8

13

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

14

相手

2

3

5

8

13

10通り 各500円

森山大地の見解

昨年の有馬記念は過去に例がないほど出走馬決定賞金額が高く、そこで除外になったのがナカヤマナイトラブイズブーシェ

とくにラブイズブーシェは一昨年の有馬記念4着後、昨年は函館記念を勝利し、その勢いのまま天皇賞・秋では僅差の4着に健闘。ハンデ上位は当然で57.5キロなら妥当というところ。全6勝中5勝が2000mで小回りは大の得意。特に今回はハナを主張したいタイプが多数存在するので展開的にもどんぴしゃり。

先行勢には厳しい展開と読んで、好位もしくは、差してくるタイプを中心に推したい。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

3

10

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

2

相手

1

3

10

12

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

1

相手

2

3

10

12

14

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

かなり指数は高い。コラムにも書いたように、あとは展開とペースがカギになりそうだ。ハンデに関しては今回は軽量といえる馬がいないのだが、それだけ連対の目がある馬が揃って証拠だともいえる。ただハンデが重くても気にしなくていいのは中山金杯の特徴。本命としたのは◎ロゴタイプ。逃げ先行タイプが多い中、ちょうどいい中位を内枠から取れるアドバンテージと、平均値最上位の108が裏付けとなる。前走110で○ラブリーデイ、逃げ残りで▲マイネルミラノ

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

3

4

5

7

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

14

相手

3

4

5

7

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

5

相手

3

4

7

12

14

30通り 各100円

田沼亨の見解

目下、連勝中と大幅にパワーアップしてきた1マイネルミラノを推す!スピード能力は非凡で器用に立ち回れるので条件はベスト。中山4勝が誇るように安定感は抜群。55キロの斤量なら初重賞Vだ。対抗は天皇賞4着とGI級で善戦してきた14ラブイズブーシェ。決め手は上位。▲は末脚に威力ある5デウスウルト

厳選予想 ウマい馬券