【上位拮抗】
マイネルバウンスの差し脚はどうやら本物。三走前の
柳都Sを0秒4差の3着に追い上げてはきたが、さて11番人気がどう見るか。次走の
東北S・3着も、フラットコースの福島の1700ダートだけに、果たして中央場所の中山1800ダートはどうか。
北総Sは距離と坂越えの課題も抱えていたが、57キロを背負い、最速の上がりで3着に突入。1キロ減の56キロなら、さらに上位争い必至だろう。
対抗は
バーディーイーグルの勢い。500万条件勝ち上がりに少し手間取ったが、東京1600ダートを1分36秒台で勝ち負けを演じてきた実力馬。1000万条件も二戦目でアッサリ通過。前走の浜松賞は、他馬の脚色や進路を計りながら、ひと呼吸追い出しを待つ余裕もあった。
ポテンシャルなら
ストロングサウザー。しかし
フェアウェルSは、蓋を開けてみれば、下腹がタプつく14キロ増。月並みな表現をするなら、絞れていれば巻き返し、ということになるのだろうが、こういう数字の上下がある馬は、怖くて大きな印は打てなくないなぁ(笑)。
北総S・6着馬
タナトスも復調モード。準オープンクラスで何度も2着連対歴のある実力派、年末年始も熱心に乗り込まれ気配は上向いている。久々のぶん連下に割り引いたが、
ティアップレーヴの前二戦の走破タイムはオープンでも戦える優秀な記録だった。同型をさばきスンナリ先手を奪えばハンデ戦だけに
ケイジータイタンの前残りを一考。