【伏兵注意】スズカヴァンガードは力量アップ顕著で前走でクラスにも目処。引き続き活気ある動き見せており好勝負必至。トーセンアルニカも気配前走以上。能力確かで距離延長もプラスに出そう。サクラボールドは8歳馬ながら元気一杯でひと叩きの効果も期待できる。底力上位のメイショウカドマツは長休明けも動きは良好。ブリッジクライムも力量差なくアロヒラニやエスペリアにも注意したい。

【勝負掛かり】トーセンアルニカで勝負できる、この日を待っていた。馬柱からは消えてしまったが、エリザベス女王杯4着馬。7月のいわき特別の1分47秒0・上がり35秒5など、随所にOP級の記録を残している好素材。一戦ばかり良化に手間取ったが、この中間、南Wでやっと思う通りの稽古を消化できた。ベリー起用は、むろん勝負掛かり。

血統や臨戦過程は地味だが、スズカヴァンガードは三走前の支笏湖3着で(勝ち馬は菊花賞でも好走)、長丁場ならOP級の資質を示している。前走3着の理由を上手く説明できないが、アロヒラニは2400mを〔0210〕。距離そのものは大丈夫。

スーサングレートは、久しぶりに単騎逃げが濃厚だ。基本は夏馬だが、ブリッジクライムの一瞬の脚。長丁場は、横山典操るサクラボールドも連下に警戒。

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今開催から移動柵はCコース。Aコースに比べて6m外側になるため、距離によってフルゲートの頭数が減少。とくに2500mは16頭から12頭へ。このレースの出走を申し込んだ馬は18頭いたため、3分の1で除外という狭き門。本命は登録があった時点から決めており、無事に抽選を突破したスズカヴァンガード。立ち回りが上手くなり、小回りで上がりがかかる条件が得意。そんな中前走は昇級戦、強い関西馬相手に0秒2差の4着なら上出来の内容。上がりのかかる中山ならしぶとさが生きる。

ここも距離大事。最高は109で、同コースでもある数字かつ平均値も101という◎トーセンアルニカで軸は安定株かも。近走で着順に反映されていないので、人気がなければ勝負してもいいのだが。相手には距離指数もあって平均値もそれなりの2頭を。あとは距離なくても100台を2連発している☆スズカヴァンガードを要注意に。

叩き2戦目で復調ムードの7スズカヴァンガードを狙う!スタミナ型で長丁場になるのは大幅にプラス。本来の先行策を打てれば勝機は十分にある。○は安定勢力の12トーセンアルニカ。距離延長はプラスだ。