【温めてきた】
ルナプロスペクターは、2歳秋の東京マイルを1分35秒3で勝ち上がり。3歳1月の
若竹賞を、1分48秒5・上がり34秒5で連勝。父はマイナー種牡馬の
カンパニー。強気に
毎日杯にも挑んだが、14着と大敗。それを境に尻すぼみとなり、存在感が薄くなってしまったが、立て直せば、1000万条件くらいならすぐに勝てると、温めてきた馬だった。適度に時計のかかる中山マイルは、ほぼ条件ベスト。
ゴットフリートとの叩き合いが本線。脚元不安のため出走が限られ、理想とする番組や距離を使えないでいるが、この中間は珍しく脚元も健やか。少し古い記録ではあるが、当該マイルは朝日杯3着、
京成杯AHが3着。まともならこのクラスに停滞する馬ではない。
サトノプレジデントは、
豊栄特別・1分20秒3の精度の高さを木更津特別2着につなげた。ただ、イレッポだけに、そろそろプッツンの恐れあり。
取り消し明けになるが、
レオフラッパーの札幌の1500m・1分28秒3は、ここでも単式圏の快時計。終い一手を決め込めば、
ジャポニカーラの一発。五頭連峰3着の
アドマイヤコリン。
エミネスクはマイルの流れにまだ新味あり。