芝の短距離戦では、時計比較を基本ラインにして予想を組み立てたいのだが、直線が平坦なコースでいくら速い時計があっても、急坂のある中山では話は別となる。中山での実績が少ない馬に関しては、あくまでイメージを膨らませて
ジャッジするしかない。そんな中で、◎は
ワキノブレイブとした。中山1200mでは、4戦して2・5・5・5着だが、いずれも小差の競馬。特に、昨年のこのレースや今春の
オーシャンSでは、5着でも今回のメンバーよりレベルが数段上だった。久々を一叩きされて、ここは狙い済ました一戦と見る。
相手本線は、芝1200mのベストタイムをこの中山でマークしている
ネロ。コース未経験もイメージ的に合いそうな
シンボリディスコ。そして、昨年のこの時期に中山1200mで特別戦を勝っている
ゴールドペガサスを4番手評価とした。