【伏兵注意】アーバンキッドはセンス上々の走りで新馬戦快勝。ひと叩きで気配も上向いており勝ち上がりに期待。ダイチラディウスは着実に力つける。中間の調整も順調でチャンスも十分。ドーヴァーは距離延長カギも素軽さ増しており好勝負可能。エルゼロは勝ち上がりダートも軽快で芝適性も感じられる。モーゼスも巻き返しの態勢で、エクラミレネールやキャプテンペリーなどにも注意したい。

【ご褒美】キャプテンペリーは、新馬勝ちのあと新潟2歳S5着。芙蓉Sを2分1秒8・3着なら、福島1800mのきんもくせい特別は確勝圏?にも思えたが、平坦とはいえ根本的に1Fが長かった。自己条件の中山マイルは、強敵相手に頑張ってきたご褒美となる。

　逆転があればアーバンキッドの資質。デビュー戦は走破タイムこそ1分38秒6と平凡ながら、レースの上がりが11秒7-11秒2-11秒6(3Fは34秒5)に対し、自身のソレは33秒8。1-2Fのどこかで、推定10秒台の脚を使っている。

　幼さと才能が同居しているが、ドーヴァーの1分22秒7・上がり34秒8も、重馬場を考慮すれば500万条件は楽々。距離体系は異なるが、ダイチラディウスもキャリアを積むことで末脚を33秒3に磨き込んできた。時計1秒短縮が必要だが、エクラミレネールも順調。

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　本命はダイチラディウス。前走、ハナ差で競り勝ったキングオブアームズは藤沢和厩舎でトップクラスの評価を受けていたし、2・3走前の勝ち馬はともに上のクラスでも通用するレベル。つまり、これまで戦ってきた相手は500万レベル以上ばかりで、また、この馬の成長力も確か。瞬発力はこの中でも最上位。その切れ味でどこまで戦えるか楽しみ。

堅実に走っていて中山同距離コースでも87を持っている○キャプテンペリーが軸に最適にも見える。が、前走で指数が下がっている点が気がかり。ならば初戦89での勝ち上がりという指数では大物感さえある◎ドーヴァーのほう。東京の重でもこの数字ならば中山でもパフォーマンスは出せると判断する。こちらも初戦勝ち62だが▲アーバンキッド。初戦83を評価して前走本命にした☆モーゼスも中山でもう一度狙う。

デビュー戦で鮮やかな差し切り勝ちを収めた5アーバンキッドを狙う。実戦を経験して動きにも鋭さを増してきた。決め手勝負なら連勝は可能だ。○は4ダイチラディウスで距離短縮で末脚が生きそうだ。