【狙い澄まして】まずは
トルークマクトの単複。
ステイヤーズS・13着大敗で、一気に評価が落ちてしまったが、前走の敗因は距離に拠るところが大きい。パドックでみる限り、肌は艶々。デキのよさだけは保障できる。二走前の東京戦の鮮やかな決め脚は、今も脳裏に鮮やか。鞍上は蛯名に戻った。自己条件なら、好走の気配がプンプン。
二の筆頭は素質開花間近の
ポトマックリバー。昨年のちょうど今頃。中山2000mを2分2秒6という好タイムで一気差しを決めた
ハービンジャーの仔。鞍上と意思疎通がかなわず、取りこぼしも多かったが、どちらかというと良績の乏しい、決め手勝負の
オリエンタル賞を1分59秒8で突破。ハミをかえた効果があったと聞く。
アドマイヤバラードは、馬柱からは見えにくくなっているが、
メトロポリタンS3着他、重賞出走経験もある実力馬。
比叡S4着に復調気配、少し時計の掛かる今の中山の芝も合っている。
惑星は
ヴェラヴァルスター。前走は中山の2500mに戸惑い、流れに乗り遅れてしまったものの、条件二度目。
青葉賞3着は、出走メンバーの3歳馬のなかでは最上位の才能を示すものだ。
サムソンズプライドは、
ノベンバーSは丁寧にのったのが裏目。
フジマサエンペラーは狭い内に突っ込んでしまった。現級実績のある
ヤマニンボワラクテは、勢いを持って昇級。