【資質信頼】タンタアレグリアが、ここを勝って青葉賞へ。ゆりかもめ賞は2着惜敗。皐月戦線には乗り遅れたものの、三走前の東京2000m・2分2秒0でクラシック――それもダービーを意識。2200mの大寒桜賞、青葉賞経由は、ダービーの裏ローテとなりうる。

レントラーは福寿草を1分59秒4。レトロロックは黄菊賞を2分1秒9。ともにOP級の資質は示しているものの、中京2200mは折り合いや馬場などがマイナスになりかねない。

ブランドベルグ、ドリームチェイサー、ラウレアブルームなど、連下は小波乱。

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【混戦】タンタアレグリアは詰めが課題だが仕掛けひとつで差し切り十分。レントラーは前走ひと息も地力的に対抗視が妥当だ。ラウレアブルームは昇級戦でも相手なりに走れそう。ブランドベルグは初戦が好内容で引き続き上位争いが可能だろう。休み明けも地力秘めるレトロロックが穴。アイオシルケンは叩き2走目での粘り強化に少々マーク。

ゆりかもめ賞は、ヴェラヴァルスターが内をロス無く立ち回り、そのまま抜け出し勝利。コース取りの差を考えれば、首差2着のタンタアレグリアが一番強い競馬をしたとも言える。4着馬のスワーヴジョージが次走で水仙賞を勝っているように、レースレベル自体も低くはない。メンバーを見渡すと、スローペースが濃厚といえる展開。前走の上りは33秒5。瞬発力勝負も望むところだろう。

大崩れなく走っているレントラーが相手本線。単穴はブランドベルグ。初戦のタイムこそ平凡だが、ラストは鞍上が後ろを確認する余裕を見せ、流し気味でのフィニッシュ。相手は上がるが、まず通用する。

惜敗続きだが1勝馬クラスなら地力で勝る3レントラーが主力。スタミナは豊富でタフな中京に舞台が変わるのはプラス。直線勝負で巻き返す。対抗は自己条件なら4レトロロックの巻き返しは十分。