【1400m通過は1分23秒6】ケイティブレイブの経験を重視。前走のプラタナス賞は、脚抜きのいいダートとはいえ、前半1000m通過が58秒8―1400m通過・1分23秒6という、レコードをアシストする超Hペース。2番手追走から1分36秒7の3着は、勝ち馬と同じくらいの価値がある。

　クリスタルタイソンもデビュー戦は良馬場で1分24秒9。カトレア賞は輸送に加えマイル。天下のムーア様でも限界があったが、7Fダートなら、よほど体重減でもない限り、連闘で即巻き返し。ヴェンジェンスも、輸送であれほどテンションが上がりながら、オキザリス賞をあわやの3着に頑張った。距離体系は異なるものの、キョウエイギアの二走前・1分54秒8も惑星にリスペクト。

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【伏兵注意】キョウエイギアは前走ひと息も距離短縮なら前進十分。リチュアルローズは昇級戦だが素質的に通用とみて対抗に据える。クリスタルタイソンは連闘だが流れに乗れればチャンスがありそう。ヴェンジェンスも力量的に善戦以上が可能だろう。ケイティブレイブは距離微妙だが先行粘り込みに少々警戒。ミキノヘラクレスは今回も先行できれば残り目あり。

　2歳のダート短距離戦。比較はやはり時計面だろう。キョウエイギアを中心視。後続を0秒8ち切り勝った2走前の未勝利戦は、走破タイムが1分54秒8。これは、確かに重馬場発表で速い時計の出るコンディションではあったが出色と言えるものだった。前走の北海道2歳優駿は、道中で一気に流れが遅くなる特殊な流れ。力負けと言うよりは、リズムを崩した事が敗因だろう。ここは改めての一戦。

　ヴェンジェンスのオギザリス賞も悪くない。こちらも当日の馬場状態を考慮した走破タイムが優秀。レベルの高い一戦だった公算大。相手本線とした。クリスタルタイソンも初戦の時計が優秀。3番手評価。

短距離向きの差し馬で前走でクラスのメドは立った1ヴェンジェンスを狙う。砂適性は高く先行力もある。気分よく運べればチャンスはある。○は9ケイティブレイブで積極策から逆転を狙う。