【一人旅】スンナリ先手が大前提になるが、ハナさえ奪えばサクセスグローリーが一気逃げ。サクセスブロッケンの弟ということで、とかく注目を集めがちだが、なるほどデビュー戦の大差勝ち。500万条件の2勝は、いずれも後続を1秒以上チギる楽勝、走破タイムも出色。息をひそめて、まずはスタートに注目だ。

　二の筆頭はカレングラスジョー。伊勢特別・2分11秒9は、この条件としてはかなりのHレベル。時計通りに力をつけている。ストロベリーキングも前走は1分50秒2。当日の体重は要チェックだが、プレジールシチーともども、稽古を見る限りは馬体を緩めた感じはしない。乱戦になれば、トゥヴァビエン、トウケイウインがチョイ差し。

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【上位拮抗】サクセスグローリーは展開次第だが今回のメンバーなら逃げ切れそう。堅実に差を詰めるカレングラスジョーを対抗に取る。プレジールシチーは昇級戦だが地力発揮なら通用十分。マルカウォーレンは前走案外も叩き一変に警戒したい。まくり脚があるストロベリーキングが穴。トゥヴァビエンも仕掛けひとつで上位まで。

　好位でレースを運び、向正面でペースが落ちるとハナを奪い、そのまま5馬身差。プレジールシチーの前走は本当に強かった。走破タイムの1分45秒6も優秀。当日の馬場状態を考慮しても、500万Vの水準レベルを大幅に上回る。今回、昇級とはいえハンデ戦で55kg。脚抜きが良く、前有利の馬場状態になりそうな事もプラス材料。連勝が可能と判断した。

　相手本線はカレングラスジョー。距離は少し忙しい感じもあるが、このメンバーなら伊勢佐木特別だけ走れば再度好勝負。単穴はサクセスグローリー。前走のレースぶりを見ると、やはり理想はハナ。すんなりなら侮れない。

叩き3戦目でさらに地力がアップした3カレングラスジョーが有力。スタミナは豊富で長距離適性は高い。55キロなら十分に差し切れる。次位は10サクセスグローリーで積極策からチャンスはある。▲は1ストロベリーキングで格上げでも能力的にソン色はない。