【お薦め度C】

12番　スズカセクレターボ
左回りの方がベターでしょうが、ダートは右回りでも1-1-2-3ですし問題ないでしょう。距離が長かったここ2走は大敗を喫していますが、中間は坂路で好時計を連発。デキはかなり良く映ります。先行馬の多い組み合わせですし、展開面の恩恵もあります。差し込みを期待します。

◎(お薦め度C)1000円・(お薦め度B)3000円・(お薦め度A)10000円を資金として、明快かつ儲ける競馬にこだわります。

【見直し当然】フェブラリーSは、さすがにGI、しかも出遅れ。0秒5差の10着に終わったコーリンベリーだが、二走前のファイナルSは良馬場で1分22秒9。最速の上がりで後続を0秒6差に封じ込めたスプリント力を、7Fダートで見直し当然。

12月の阪神開催の時計比較では、本命に少し劣るものの、ローブデソワの大和Sは、ほぼ勝ちに等しい2着だった。斤量は2キロ増の57キロとなるが、ニシケンモノノフのポラリスS・1分21秒5は記録も脚取りも颯爽。

M・デムーロでも操作は難しいだろうが、エアウルフは大和S3着、ポラリスS2着。ベルカントは、ダート短距離に可能性を秘める、管骨太く四肢頑丈なサクラバクシンオーの娘だ。最近のグレイスフルリープは、競馬に迷いがない。

　京都・阪神のダート1400mオープン特別というのは比較的よく組まれる条件で、2010年以降今年のポラリスSまで、春開催だけでものべ26回組まれてきた。

　そこで全馬を均等買いした場合の回収率は、単55%・複60%。1番人気の回収率が単102%・複95%。明らかにファンにとって分かりやすいレースになっている。軸を堅くヒモをなるべくひねるか、頭数を絞って人気サイドでまとめていくか。いずれにしても「無茶はしない中でできる限りの工夫を」という方向性でいくしかない。

　今回のレースに限ったテーマとしては逃げ馬の多さがある。グレイスフルリープ、コーリンベリー、ポアゾンブラックの利害が対立していて、場合によってはニホンピロアンバーも絡んでくる。前にいる馬への負荷は高いと考え◎エアウルフが○▲☆の好位勢を最後で差し切るか、きわどいところまでいくと想定する。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【伏兵注意】コーリンベリーを中心視。前走のフェブラリーSはスタートで躓いたが、着順ほど大きく負けていない。オープン特別でスムーズならV最有力だ。ニシケンモノノフは前走が好時計で快勝。今回も同舞台で引き続きチャンス。エアウルフは8歳を迎えても衰えは見られない。脚質にも幅があり崩れず走れそう。叩き3走目のポアゾンブラックはすんなり行ければ。グレイスフルリープ、ベルカント、ローブデソワにも注意したい。

【変身期待】前々から面白いと思っていたのが、02ベルカントのダート戦。未知の魅力を追うのは愚の骨頂と知りつつも、この稽古での動きと枠番ならば、思い切って狙ってみたくなる。先行指向の強さから差し優勢とみて、相手は16エアウルフと07エーシンビートロンを上位に評価。以下も難解で、ここはけっこう波乱含みだ。

【小波乱】エアウルフは展開利が見込め、追い比べで持ち味を生かす。しぶといグレイスフルリープ。ローブデソワは馬場状態が合い、最内枠も歓迎。

　ニシケンモノノフは、ここにきての地力強化が顕著で、レース運びもうまくなってきた。前走の内容から、脚抜きのいい馬場での高速決着も望むところ。連勝可能。

　相手は、発馬が決まった時のコーリンベリー、大崩れしないエアウルフが有力だが、ベルカント、グレイスフルリープ、エーシンビートロン、ポアゾンブラックも押さえておきたい。

フェブラリーS10着は出遅れて度外視の14コーリンベリーが巻き返す!2走前に同条件を快勝しているように地力は一枚上手。マイペースの積極策から押し切りは濃厚だ。次位は展開に注文はつくが末脚は鋭い16エアウルフ。安定勢力なら軽視はできない。▲は先行力あり上り調子の8ニシケンモノノフも手強い。