【躍動感たっぷり】アドマイヤナイトは本夏、以前とは見違えるような躍動感。420キロ台の軽量馬だけに、出来・不出来にムラのあるタイプに映っていたが、前回の小倉戦は、あわてることなくゆったりと流れを追いかけ、瞬時に後続を2馬身と突き放す快勝。1分8秒0という走破タイムも、かなり良質だ。この中間の稽古も、手抜かりどころかよりハード。阪神の坂も輸送も、クリア可能と見た。

　プレイズエターナルは、いくぶん流れに左右されるものの、別定の57キロで彦根S2着、佐世保S2着という現級の実力派。単穴はサトノルパン。切れ切れの瞬発力が、6F短縮という背水の陣で、一気に昇華もありえる。力勝負の別定だと少し割り引く必要があるが、好調アットウィル。ゴールドペガサス、ローガンサファイアも連下争いなら。

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【混戦】サトノルパンは力強い末脚が武器。器用さに欠けるが、初の1200mに対応できれば突き抜けても不思議はない。アドマイヤナイトは瞬発力を武器に2連勝中。阪神の重たい馬場をこなせれば。アットウィルの前走はしぶとい走りで2着。堅実なタイプで崩れない。プレイズエターナルの前走は発馬がひと息。ゲート五分なら。ゴールドペガサス、タガノザイオン、ローガンサファイアも圏内。

【勢い買う】中京、小倉と芝1200m戦を連勝で勢いに乗る09アドマイヤナイト。前走からひと息入ったが、稽古での動きを見るかぎり、久々を心配する必要はなさそうだ。53キロならば実績馬とも張り合えるとみて、本命に推す。相手は、08アットウィルと01ゴールドペガサスの2頭を上位に評価するも、02プレイズエターナル以下も差はない。

【小波乱】サトノルパンは折り合って差し切る。安定しているプレイズエターナルが対抗。距離短縮を利してマルタカシクレノンが踏ん張る。

　サトノルパンは、1600万に降級すれば能力は断然。今回は初めての1200mになるが、折り合いを考えるとむしろいい方に出そう。仕上がりも良く、首位有望。

　相手は、前走の内容が良かったアットウィル、1200mでは底を見せていないアドマイヤナイトが有力だが、ゴールドペガサス、プレイズエターナル、タガノザイオン、インスペードにも注意。

連勝中と勢いに乗る9アドマイヤナイトを狙う。短距離向きの差し馬で決め手を引き出せれば準オープンでもチャンスはある。対抗はオープンで好走経験がある10サトノルパンが強敵。