【ラッシュ】
ダッシングブレイズで押せ押せ。東京マイルを上がり33秒2で一閃した新馬の時から、すぐにでも重賞レースに手が届くと睨んできた好素材。春は
シンザン記念4着くらいしか結果が出せなかったが、ひと夏を充電にあて、
甲東特別は490キロに増量。続く
紅葉Sはラスト3Fのレースラップは10秒8-11秒4-12秒0(3Fは34秒2)という、スローの変則ラップだったが、10秒8という目に見える数字の上に立ち、自身の上がりは33秒2。まだ多少行きたがる点に課題を残しているものの、ゆったりとしたローテを組みガス抜きも完了。阪神は2戦2勝、OPでも力勝負の叩き合いは望むところ。
相手本線は
キャピタルS組、一番見どころがあったのは、一瞬突き抜けるかという素振りを見せ0秒4差5着の
ダノンメジャーか。
シェルビーは同レース14着、
アヴニールマルシェは13着と惨敗。ただ、パドックでは、どこといって馬体に瑕疵はなかったように思う。前者は湿った馬場、後者は
新潟記念の接触等の影響が微妙に尾を引いていたのかもしれないが、中間の気配は確実に前走以上。
アルバートドッグは、マイルで
アンドロメダSのような33秒台の脚が使えるかどうか。マイル適性が見切れないぶん、主軸に置きにくい。
ダローネガ、
グァンチャーレ等、連下は手広く丁寧に。