スタートから緩い下り坂になっていて、テンからスピードが出やすい小倉ダート1000m。前半でのリードが勝敗を分けることは間違いありませんが、最後の直線291mだけで加速することは非常に難しく「4コーナーから直線入口で加速する」ことが非常に重要になります。栗東トレーニングセンターの調教施設において、この適性を判定できるのが、栗東坂路の3F目。2F目終わりから3F目のハロン棒までの区間に緩いカーブがあり、ここで一気に加速できている馬は小倉ダート1000mに対する適性が高いというわけ。具体的な数字としては「3F目12.0秒以下」としています。
2013/7/28 500万下
エイシンテキサス (11.9)2人気/2着
エイシン
サミット (11.8)7人気/4着
2013/8/4 未勝利
ヤマニンジェルブ (11.6)9人気/1着
2013/8/25 500万下
アグン (11.9)2人気/2着
エーシンサミット (11.9)5人気/3着
2014/8/3 500万下
メイショウツバクロ(11.9)5人気/9着
2014/8/16 未勝利
ギャラクシーエクス(12.0)3人気/3着
2014/8/31 未勝利
レモンティー (11.9)4人気/4着
2014/9/6 未勝利
ハクサンフレンチ (12.0)1人気/4着
2014/9/6 500万下
カジキ (12.0)4人気/1着
ミキノグランプリ (12.0)1人気/10着
過去2年間に行われたダート1000m(新馬除く)の中で、3F目12秒以下の馬が出走していたレースを抜粋していますが、その成績はご覧の通り。1着2着がズラリ並ぶというわけではありませんが、大きく崩れたのは2頭だけ。あとはかなり堅実に走っていますし、同じレースに2頭の該当馬がいれば、必ず1頭は馬券圏内に入っています。これは調教適性が高いことを示すデータです。
◎
スマートエビデンスは7月29日の追い切りで3F目12.0秒をマーク。
浅見秀一厩舎では通例の日曜追い(26日)では3F目11.8秒をマークしており、小倉ダート1000mに対する適性の高さは歴然。といっても3走前に小倉ダート1000mで500万下を勝っているので、あまり説得力がないかも知れませんが、とにかくこの夏開催もダート1000mは3F目を重要視する予定です。
1.
オシャレバンチョウ
今回:急仕上げ坂路
前回:スパルタ併用
2.
ミスズモンブラン
今回:標準トラック
前回:標準トラック主体
3.
ゴマスリオトコ
今回:標準少め坂路
前回:一杯平均坂路
4.
サカジロヴィグラス
今回:標準坂路
前回:標準少め坂路
5.
ゼンノステルス
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路
6.
サンフレイム
今回:標準併用
前回:標準坂路
7.
シゲルミマサカ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路
8.
スマートエビデンス
今回:標準少め坂路
前回:標準少め坂路
9.
サンライズトーク
今回:標準少め坂路
前回:馬ナリ平均坂路
10.
ハクユウカンベエ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路
11.
チョウテッパン
今回:急仕上げ坂路
前回:標準少め坂路
12.
メイショウカフウ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路
13.
ニホンピロヘーラー
今回:標準坂路
前回:標準坂路
14.
スズカチャンプ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路