【背水の陣】京都1400mの新馬戦を1分20秒9・後続を1秒2とチギる大楽勝を演じた時は、ひょっとしたら
桜花賞で勝ち負けの素材ではと、アタリとつけていた
エイシンカラット。
白菊賞や白梅賞の敗因は距離ということで片付けてもよかったが、1200mの伊万里特別なら折り合う――久々でも内心、
武豊もかなりの手応えをもっていたように思う。しかし、勝負どころでもうアラアラ。休み明けが原因というより、ハナを切らないとこれほど脚を突っ張る馬だったのか。ならば今回、一週前にゲートを通し、ご丁寧にブリンカーを新着。逃げに徹する他はない、と陣営も
武豊の思惑も背水の陣で一致。
ちなみに対抗に置いた
オールパーパスは、
武豊のお手馬?この選択に
武豊のこだわりアリと見れば、エイシン本命が馬券の筋。割って入れば
シェアザジョイフル。前走の1分8秒1は、即500万レベル。折り合ってイン突きが条件になるが、
オトコギマサムネは、昨夏この1200mで末脚炸裂。
ツィンクルソードも、現地競馬の6Fで大暴れのある、そういう血統馬。乱戦になれば、さらに背後から
ナムラアッパー、
ベルリネッタが猛追。