【二着争い】キリシマオジョウのスピードが抜けている。開幕週とはいえ、新馬戦はもうひとつ組まれていたメイクデビューを0秒9も上回る1分10秒2。しかも後続に1秒差。九州産限定の中に入ると、スピード指数が違いすぎる。大勢は二着争い。

走るごとタイムを短縮、パワフルに末脚を磨いてきたチェストケホーク。フェニックス賞4着のカシノエイシは、二走前が1分9秒9。テイエムマケンゲナ、テイエムハズンドは、未勝利故の気楽さとキャリアで、連下争いの一角崩しを狙う。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【小波乱】キリシマオジョウの初戦は先手を奪って直線で突き放す強い競馬。今回も九州産限定なら主役の座は譲らない。チェストケホークの前走は外めを回って直線も力強く伸びた。エディブルフラワーも使いつつレースぶりが良化。テイエムハズンドは崩れず走る。カシノエイシ、テイエムマケンゲナ、テイエムヤマンカミを押さえる。

【中心不動】ハナを切って逃げ、それでいて最速上がりで後方を1秒も千切った前走の16キリシマオジョウ。今年の九州産馬では破格の内容で、ここなら確勝級といえる存在だ。また、相手も15カシノエイシと03テイエムハズンドが目立つ程度で、この◎-○▲が大本線。大きく紛れる可能性は低く、順当決着が濃厚だ。

【小波乱】キリシマオジョウは能力上位。レースがうまいカシノエイシ。ウインヴォルケーノは上積みがある。

　テイエムハズンドは、まだフワフワした走りで前向きさに欠けるが、それでも2戦目で内容は良化。ブリンカー着用で集中力が増せばここでも上位争い可能。

　相手は、初戦が大楽勝だったキリシマオジョウ、フェニックス賞で崩れなかったカシノエイシが有力だが、テイエムマケンゲナ、テイエムヤマンカミ、ホーザンポントス、チェストケホークも押さえておきたい。

デビュー戦で鮮やかに逃げ切り勝ちを決めた16キリシマオジョウの連勝機だ。余力を残しながらの好タイムは素質の高さの証明。額面通りならアッサリだ。○は平坦向きのスピード馬15カシノエイシ。うまく運べれば差はない。