【資質上位】
バティスティーニが資質で圧倒。
ホープフルS3着後に骨折が判明。クラシックは指をくわえて見ているほかなかったが、新馬戦の時計は、2分3秒4と平凡でも、ラスト2Fの上がりラップは11秒2―10秒8。この数値が能力のベースとしての起点。
黄菊賞は馬場差約1秒の稍重、前半1000m通過・1分0秒7というミドルラップに恵まれたにせよ、レースの上がりを0秒8も上回る35秒4・後続に3馬身半の完勝。普通に事が運べば、クラシックのど真ん中にいた馬だった。追い切りも考えうるだけのことはやってきた。1000万は一戦で突破しておきたい。
ラヴィエベールとの追い比べ、資質比べが第一本線。デビューは遅れたが、東京1800mの新馬・上がり33秒8の中に、10秒台のラップを内包。
新緑賞はローテも馬体も急いたせいか。2着とアゴが上がったが、ガス抜きをはたし次走アッサリ。距離適性は2000mかそれより長めか。今回が試金石のような気もするが、スケールと将来性は重賞級。
目下二連勝中の
ハナズレジェンドの本格化も、もちろん単穴として
リスペクト。
フォワードカフェの地力、
ケンホファヴァルト、
エニグマバリエートの古馬勢も好調維持。