今週からBコースになる函館競馬場の芝レース。逃げ先行有利と予想するのが、定石ですし、私も基本はそのように考えています。○ロングスピークは函館芝2000mを2戦続けて逃げており、今回も1番枠を利しての逃げが濃厚。2走前のように速いペースでも、前走のように遅いペースでも先手を奪えば、渋太いレースができることは間違いありません。

　ただ、2走前に差し切られた相手がトラックのダブル最速に該当した馬。ここは前走のような中盤で緩むレースは考えにくく、そうなると最後はダブル最速の末脚に屈する。それが◎コンチャフラメンカ。前走でメンバー最速上がりを使っているように、洋芝は全く問題ありません。前走に続き、堀宣行厩舎の勝負調教に該当したことも決め脚の裏付けとなりそうです。

1.ロングスピーク
今回：連闘
前回：標準トラック

2.カフジキング
今回：標準トラック
前回：標準トラック

3.アドマイヤアロマ
今回：馬ナリ平均トラック
前回：馬ナリ平均トラック

4.ダブルフラワー
今回：馬ナリ平均トラック
前回：馬ナリ平均トラック

5.コンチャフラメンカ
今回：標準トラック
前回：馬ナリ平均トラック主体

6.エルリストン
今回：一杯平均トラック
前回：馬ナリ平均トラック

7.ウイングジャパン
今回：軽目トラック
前回：連闘

8.ウォーターミリオン
今回：標準少めトラック
前回：標準併用

【570キロ台の巨漢】ロングスピークが自信の連闘策。スローペースに恵まれたことも確かだが、前走の上がりラップは11秒7―11秒3―11秒8。570キロという雄大な馬格は、パワーを要する函館でこそ。二走前の1分59秒9という時計も含め、チャンス到来。

　対抗筆頭はコンチャフラメンカ。湯川特別は久々のぶん、コンマ2秒詰め切れなかったが、上がりは最速。ひと叩きした上積みを思えば前進必至。

　エルリストンは、1F延長はプラス、二走前56キロで2分0秒2をマークしている。ウイングジャパンとの行ったゝ。相変わらず脚の使いどころが難しいが、アドマイヤアロマも元気。

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【順当】前走勝ったミッキーロケットは重賞でも人気になった馬。ロングスピークは自分の時計だけは、しっかり走っている。状態は相変わらず好調ということだけに、ここも崩れることはないだろう。相手はエルリストン。一度叩いて、上積みが大きそうだ。

平均値トップから前走同距離コース97で◎ロングスピーク軸相当。これは堅そうな数字といえる。まあ人気だろうけど。以下ほぼ平均値順。

マイペースで行ける公算が強い1ロングスピークが主力。函館は得意でリズム良く進めれば逃げ切れる。対抗は6エルリストンで先行策からチャンスはある。