【
ノンストップ】
ナスノセイカンが上昇一途。二走前の
赤倉特別のタイムは1分46秒9。平坦の新潟とはいえ、11秒4-10秒3-11秒3(3Fは33秒0)というレースラップに対し、自身のソレは32秒6と、切れに切れた。次走の稲村ケ崎特別も、11秒4-11秒4-11秒5(3Fは34秒3)というレースラップを、33秒5で一閃。坂コースの東京でも、鋭い加速ラップを叩きだしている。ハンデは55キロ、濡れたように輝く皮膚感も出色。目下の充実振りなら準オープンも好走可能とみた。
対抗一番手は
マローブルー。2-3月の二戦は、毛艶がさえず、実戦に行って粘りも一息。能力というよりは、体調に問題があったのだろう。しかし早めに春を切り上げ、少なくとも前走よりは気配と動きはいい。
マレーシアC2着、GIIIの
小倉記念5着の実績に改めて注目。
シャドウウィザードは、昨年の同時期に行われた新潟競馬場開設50周年記念を1分58秒2で2着に猛追。追込み一手だけにムラはあるものの、二走前の
むらさき賞3着の末脚と時計もインパクトがあった。
カレンリスベットは、近三走1・2・1着と心身ともに充実著しい。53キロなら一角崩しがあって不思議はない。
ジューンS6着の
エーシンマックスは、新潟競馬場開設50周年記念の4着馬。
ディスキーダンスは、新潟の内回りコースは二戦して二度着外に終わったが、外回りなら決め手を生かせる。