【復活の狼煙】素質馬
ヴォルシェーブが復活。母系は
ディープインパクト一族。3歳秋は
神戸新聞杯5着入線、
菊花賞にも駒を進め、将来を嘱望された血統馬だ。しかし好事魔多し。準オープンの
御堂筋Sを勝ち上がり、さあこれからというところで脚部不安を発生。1年5か月の長期離脱を余儀なくされたが、復帰緒戦の
マレーシアCを最速の上がりで2着に急追。勝ち馬に首ほど競り負けたものの、後続とは3馬身半差。現級での立ち位置を示す決定的な内容だった。左回りと2400mにも好走歴多く、前回の中京戦の内容と勢いが、そのまま新潟2200mにも当てはまる。
対抗は
トルークマクト。遠征競馬・道悪のグリーンSも2着と頑張ったが、全4勝のうち3勝が左回りの2400mという、本質は
サウスポー。東京コースで上がり33秒9の末脚を繰り出したこともあり、上がりの速い決め手勝負もきっと大丈夫。
グランドサッシュの前走
ジューンSは、距離2000mが忙しすぎたか。仕掛けて行こうとしたところで、幾度か前に入られリズムに乗り切れなかった。2200mのペースなら動き出しもスムーズになるだろう。
シホウは現級の
オリオンS・寿Sで2着している実力派。1秒2の惨敗から一変首位争いまでは厳しいかもしれないが、休み明けを叩いた上積みは感じる。
信濃川特別を快勝した
シンボリジャズの勢い。
青葉賞馬
ショウナンラグーンのポテンシャルも連下にはおさえておきたい。