【さらに上昇】
エバーシャルマンの才能と決め手を重視。デビューは年明け3歳、一応は
オークス狙いも睨んだが、キャリアはまだ7戦の4歳牝馬。ゲートにも課題を抱え、イメージしている競馬がなかなか組み立てられないできたが、前走の中京戦では、レースの上がりを1秒近く上回る34秒8の末脚で他馬を串刺し。
紫苑Sの2分0秒4・3着にも、素質の在り処を探ることができる。52キロのハンデなら、1000万条件の牡馬混合戦でも好勝負。
対抗は
ルミナスウォリアー。5月の東京・
青嵐賞を2着と好走。降級の
燕特別を快勝し、再昇級の前二戦が3・2着。57キロも慣れ親しんだ斤量だ。
ミュゼダルタニアンは、中山2000m・2分0秒2に続き、年明けの中京2000mも2分0秒4と、速い時計にも対応でき、ここにきてひと皮向けた。
惑星は
ジュンスパーヒカル。
英彦山特別の2分0秒4に見どころがあったが、
神戸新聞杯5着で芝適性と成長度を確信。ソツのない横山典で、
ビップレボルシオン、ルメールの
グランドサッシュも連下圏内に突入。