11R

共同通信杯

15:45発走 / 芝1800m (左 D) / 天候:晴 / 馬場:稍
1回 東京 6日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(特指) 別定 10頭
本賞金:3800,1500,950,570,380万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

9

1点 2000円

馬連

9

-

10

1点 1500円

馬連

1

-

9

1点 900円

3連複

1

-

9

-

10

1点 1000円

3連複フォーメーション
1着

9

2着

1

10

相手

3

4

6

8

8通り 各200円
3連単1着流し
1着

9

相手

1

3

4

6

8

10

30通り 各100円

井内利彰の見解

 まず、過去3年の共同通信杯3着以内馬の調教タイプを列記すると、

2013年 馬ナリ平均トラック/標準併用/標準トラック
2014年 標準併用/標準併用/標準多め坂路
2015年 標準併用/馬ナリ平均坂路/標準坂路

 1着馬に関しては、トラック調教が必要不可欠といってよいでしょう。また、連対するに関してもトラック調教の適性が必要だと考えられます。スタート直後がすぐにカーブになっていて、バックストレッチが長く、折り合い重視のコース形状から、トラック調教での折り合いが大切なレースだということです。

 ▲スマートオーディンに関しては、同じ舞台の重賞を勝っているわけですから、当然、評価すべき馬だとは思いますが、折り合って中団より前の位置でレースを進めた馬に対しては、その末脚も届かない可能性がありそうです。

 そうすると、坂路のダブル最速よりもトラックのダブル最速を評価。◎イモータルは前走時の最終追い切りとは全く違って、きっちり折り合って、最後にアドマイヤエイカンを追い抜くという最高の併せ馬ができました。もちろん、ラップの踏み方はラスト1Fが最速になるもの。追い切り内容の変化という意味でも、狙い撃ちしたい本命です。

 また、1回東京開催芝1800mの須貝尚介厩舎といえば、競馬予想TV!のねらい目で取り上げたビームライフル(2012年セントポーリア賞)を思い出します。8番人気でしたが、結果は3着。馬券は複勝820円、3連複37340円の配当を的中させることができました。ねらい目で◎にした理由はそれまでの須貝尚介厩舎の該当舞台での成績が[2-0-2-0]だったことをフリップにしましたが、ビームライフルの好走で、その成績を更に上昇。

 実はそれ以降、須貝厩舎がこの舞台を使ったことはなく、今回が久しぶりの出走となるわけです。ちなみに厩舎開業以降の成績としては、[2-0-3-0]で単勝回収率268%、複勝回収率354%。馬券確率は100%であり、回収率的にもかなり妙味がある厩舎適性です。

 ○ハートレーに関しては、前走時よりも追い切り内容が良化している印象があります。ただ、気持ちが乗りすぎて、最終追い切りの4コーナーではバランスを崩しそうになるくらい。このあたりを上手になだめながら騎乗するあたりは、さすがの横山典弘騎手だと思いますし、調教タイプを考えても、当然本命の相手筆頭でしょう。

1.スマートオーディン
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路主体

2.リスペクトアース
今回:標準併用
前回:標準併用

3.ピックミータッチ
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

4.ディーマジェスティ
今回:標準トラック
前回:馬ナリ平均トラック

5.ダンディーアロー
今回:標準併用
前回:標準坂路

6.メートルダール
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準多めトラック

7.ファイアクリスタル
今回:軽目トラック主体
前回:標準併用

8.キングオブアームズ
今回:乗込坂路主体
前回:標準坂路

9.イモータル
今回:標準多め併用
前回:標準併用

10.ハートレー
今回:標準トラック主体
前回:標準トラック主体

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

4

6

8

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

2

4

6

8

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

6

相手

1

2

4

8

9

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】ハートレーは連勝で前走のホープフルSの内容も優秀。直前の動きも上々でさらに連勝を伸ばす。スマートオーディン東スポ杯2歳Sを快勝。中間も活気十分で舞台適性を示しているのも心強い。メートルダールは末脚魅力。前走3着も力は見せておりコース替わりもプラス。キングオブアームズはさらに上昇。リスペクトアースも力量差なく、イモータルディーマジェスティにも注意したい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

6

9

8通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

2

6

9

18通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

6

相手

1

2

9

18通り 各100円

丹下日出夫の見解

【びっくりぽん】ハートレーは、朝日杯FSの覇者リオンディーズ、そして先週のきさらぎ賞を圧勝したサトノダイヤモンドに続く、本年3歳牡馬の第三の切り札。11秒8―11秒2―11秒3(3Fは34秒3)というレースラップを、上がり33秒8で差し切った新馬戦のラップも優秀だったが、二戦目のホープフルSは小回り中山の2000m。新馬から3秒以上速いペースアップにも即座に対応し、中山の急坂を上がり34秒3(ラスト2Fは11秒台)で登板する脚力とセンスのよさには正直びっくり。

 実戦を重ねるにつれ、却って馬体は柔らかくなり調教も推進力を増してきた。サトノダイヤモンドとはまた少しタイプの違う、これまで見知ってきたディープインパクト産駒たちを超える、伸びやかさや懐の深さを感じさせる逸材だ。

 対抗のスマートオーディンは、新馬戦の上がりは33秒3。前回の東京スポーツ杯では、32秒9という極上の切れ味を披露。この中間はプール調教を取り入れ、モタれ癖を矯正してきた。割って入ればメートルダール京成杯は追い込み届かずの3着に終わったが、ラスト4F目から一気に11秒9―11秒7―11秒8とペースアップした厳しい流れの中で、上がり33秒9の脚を使えた。

 イモータルは、平坦とはいえ新馬戦で上がり32秒9。サウジアラビアロイヤルCでも、33秒4の末脚を繰り出し2着に連対。朝日杯FSはイレ込みがキツく9着に沈んだが、当時とは調教方法もデキもまったく違う。10秒台のラップこそ保持していないが、リスペクトアースはデビュー戦の東京戦は33秒8で逃げ切り。そのラップの精度の高さを、京都2歳S2着につなげている。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着流し
1着

6

相手

1

2

4

9

10

20通り 各300円

3連単フォーメーション
1着

1

10

2着

6

相手

1

2

4

9

10

8通り 各500円

須田鷹雄の見解

 前売りを見る限り▲ハートレーと○スマートオーディンの2強ムードになっている今年の共同通信杯だが、「第三の男」メートルダールが食い込んでくる可能性は十分と見る。例年の相場だと「前走オープンで3番人気以内かつ3着以内」を満たす馬はここで有望であり、2番人気3着の本馬もこれを満たす。

 前走の京成杯は完全な差し遅れの競馬で、能力不足というわけではない。追いはじめの反応が悪かったため前と決定的な差がついてしまっただけで、馬のタイプを考えると中山よりは東京のほうが向くのではないだろうか。前走の差し遅れが逆にプラスの伏線となり、東京だからと構えすぎてしまうリスクもなくなるだろう。

 ◎が○▲に割って入るだけで3連単はある程度つくので、◎が1着のケースについては手広く、2着のケースについては勝ち馬を○▲に絞って3連単を組み立てたい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

2

4

6

12通り 各400円

3連単BOX

1

2

4

6

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

2

4

6

9

10

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

1

相手

2

4

6

9

10

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎スマートオーディンは「ダノンシャンティ×アルザオ」という組み合わせ。父ダノンシャンティは現役時代に1分31秒4というJRAレコード(当時)でNHKマイルCを制した名馬。ヘイロー3×3という瞬発力を感じさせる配合構成で、息子の本馬はそれを継続してヘイロー≒サーアイヴァー4・4×4としている。母の父アルザオディープインパクトの母の父でもある。

 前走の東京スポーツ杯2歳S(G3)は上がり3ハロン最速、それも2位を0秒5上回る32秒9で突き抜けるという断然の切れ味だった。配合的な美点を十全に表現している。少頭数の今回はスローペース必至。ラストは十中八九、瞬発力勝負となるだろう。ハートレーをマークして追い比べに持ち込めば、こちらに軍配が上がるはず。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

2

6

9

10

8通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

10

相手

2

6

9

18通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

2

相手

6

9

10

18通り 各100円

浅野靖典の見解

【順当】この頭数でスロー必至の流れなら、スマートオーディンの決め手が勝りそう。ハートレーも素質互角で3連勝の可能性が十分ある。リスペクトアースは単騎逃げが可能で粘り込みに注意。イモータルは前走案外もコース替わりなら見直す余地が十分ある。メートルダールは展開次第だが堅実な差し脚に要警戒。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 きさらぎ賞と並ぶ2月の3歳重要レース。関西の良血馬が多数集結するきさらぎ賞が毎年注目を集めますが、イスラボニータゴールドシップアドマイヤムーンと、勝ち馬がGI馬へと育つ可能性が高いのはむしろこの共同通信杯の方です。

 きさらぎ賞との違いはもちろん、東京コースには直線に坂があるぶん終いで底力が必要とされることです。どの馬が坂上でもうひと伸びするか。秘めた底力が最後のゴール前で開花するケースがしばしば見られます。昨年、新馬勝ち直後でこのレースを制したリアルスティールは、近年の共同通信杯を象徴するような勝者だったといえるでしょう。

1.格下の素質馬が実績馬に迫る

 坂上の底力勝負でゴールドシップディープブリランテを逆転したのが2012年のこのレースで、微差の3着に肉薄したのがのちの天皇賞馬スピルバーグでした。前述のリアルスティール、2013年の勝者メイケイペガスター、一昨年の2着馬ベルキャニオンも当時は1勝馬。フルゲート割れすることがほとんどで、問題なく出走できる1勝馬がしばしば穴馬券の使者になります。

2.前走敗戦からの巻き返しが可能

 前走1着馬は勝率11.4%・連対率20.5%。前走2着馬の勝率20.0%・連対率33.3%、前走3着馬の勝率22.2%・連対率33.3%に比べると見劣りします。共同通信杯では勢いよりも底力が要求される傾向があるので、前走が1着であることはそれほど優位性を持ちません。

3.関西馬が関東馬を圧倒

 過去10年で関東馬が5勝、関西馬が5勝と勝数では五分ですが、勝率では6.6%対11.4%、連対率では13.2%対22.7%とほぼダブルスコアですし、最近4年間に限ると3勝して2着1回3着2回とさらに成績が上がります。関西馬がきさらぎ賞に背を向けて共同通信杯に向かってくるということは、「着狙いでは満足できない」ことの証明でもあります。当然重い扱いが必要でしょう。

 イモータル朝日杯FSは、出来も一息でしたし距離も不足で9着に敗れました。朝日杯未勝利の馬主サイドの要望があったのか、やや冒険的なレース選択だったという印象があります。サウジアラビアロイヤルCはスムーズだったら突き抜けていた競馬でしたから、じっくり立て直して距離延長となる今回は重賞級の潜在能力を再評価すべきタイミングだと思います。

 ハートレーホープフルSの勝ち馬。メンバーが揃っていた一戦だけに価値は高く、本年度のクラシック候補の主役を担う一頭です。ここまでの2戦は2000mを使われていて、前半もたつく面もあるので距離短縮にわずかに不安を残しますが、能力自体が優越しているので大崩れは考えにくいところです。

 スマートオーディンは東京スポーツ杯2歳Sの勝ち馬。上がりの破壊力は父譲りの物がありますが、追い出してから刺さる面があるなどまだ荒削りさが残りますし、東京スポーツ杯の時計も遅く(良馬場では過去10年で最低)、今回が試金石という部分があります。

 ディーマジェスティはここまで3戦1勝ながらつねにメンバー中最速上がりをマークしています。新馬戦で2着した時の3着馬が京成杯3着のメートルダールですから、重賞でも通用の計算は立ちます。フレグモーネで間隔が開きましたが、直線の長い府中なら久々でも。

 メートルダール京成杯を3着に敗れましたが、器用さに欠きつつも中山でも結果を出したのは立派です。じっくり構えられる東京なら相手強化でも。キングオブアームズは未勝利を勝ち上がったばかりですが、相手なりに走るしぶとさがあり、重賞挑戦でも侮れません。リスペクトアース京都2歳S2着は、スローで逃げられた展開が有利だった印象がありますが、東京でも勝ち鞍がありますから長い直線自体は苦にしません。スタートセンスの良さはここでも武器になるでしょう。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

4

6

8

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

6

相手

1

2

4

8

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

2

4

6

8

9

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

指数も人気に近い値を示している。平均値と前走値でトップ◎ハートレーは最上位。そこに前走値が同じ96○メートルダールと距離コース93を前走で出している▲スマートオーディンが続く。距離と前走がちょっと落ちている☆イモータルまでは頭候補となる。以下△は指数少し落ちる。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

4

6

8

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

2

4

6

8

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

9

相手

1

2

4

6

8

30通り 各100円

田沼亨の見解

潜在能力は一級品の10ハートレーが有力。ホープフルSは高レベルの相手を力強く差し切ったパワーは圧巻。成長力も容易に見込める現状から東京で真価が発揮できる。次位は1スマートオーディンで東スポ杯を快勝した同条件なら好走は可能。▲は9イモータルで広々としたコース向きで差し脚は強烈だ。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

10

1点 4000円

馬連

1

-

6

1点 3000円

馬連

1

-

2

1点 1500円

馬連流し

1

相手

3

4

9

3通り 各500円

佐藤直文の見解

 近年はとみに重要性を増して、クラシックとの結び付きが強くなっているレース。勝ち馬はもちろんのこと、負けた馬の中からもGI馬が何頭も出ているように、実質はGIIくらいのレベルにあると言える。今年もまたクラシックを占うキーポイントとなりそうだが、◎はスマートオーディンとした。2戦目の萩Sでは2着に敗れたが、今回と同舞台の前走で潜在能力の高さを示している。この中間はプール調教に坂路で2本乗りと体力強化を図り、その効果で最終追いも素晴らしい動き。成長力に賭けてみたい。

 相手の大本線は、ハートレー。2戦2勝の内容にはケチの付けようはないが、Dコースと雨の影響を受ける馬場を考えれば、人気ほどの信頼は置けないだろう。逆転候補の一番手はメートルダール。器用さに欠けるので、中山よりも東京が向く馬。鞍上込みで期待したい。

厳選予想 ウマい馬券