【3歳春のダート頂上決戦間近】
ヘヴンリーロマンスの仔
ラニは、その血統をおもえば、いろんなカードと懐の深さを備えている。カトレア賞・1分37秒4で、だいたい重賞の一つや二つは見えたが、半姉の
アムールブリエはダートの重賞馬。
ヘヴンリーロマンスの仔ならば、さらなる前進。1分36秒台の時計決着に突入しても十分耐え得るとみた。
対抗は
レガーロ。10月の未勝利勝ちのタイムは1分55秒1。正直時計対応はどうか。次走もちのき賞は、半信半疑の△しか打てなかったが、1分51秒7に一気に時計を更新。何よりも自身が、川崎の全日本2歳優駿も小回りを克服して2着に頑張った。脚質的にも気性も、きっと東京は合う。
ちなみに、もちのき賞2着は
スマートシャレード。あきらめずに追って伸びた
レガーロも立派だったが、同馬も次走はアッサリ。能力はほぼ五分でいい。
ゴールドドリームの健やかさも単式圏。
ストロングバローズは、
マキシマムや気性の在り処がまだデリケート。やや力関係が見えてきたが、
エネスクは当該コースの2歳レコードホルダーだ。