11R

NHKマイルC

15:40発走 / 芝1600m (左 A) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 東京 6日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牡・牝(指) 定量 18頭
本賞金:9500,3800,2400,1400,950万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単

4

5

1点 3000円

馬単

4

7

1点 2000円

馬単1着流し
1着

4

相手

3

8

12

13

15

5通り 各1000円

望田潤の見解

 メジャーエンブレム桜花賞アルテミスSと同じ罠に陥ってしまった敗戦で、いつも同じことを書いているがダイワメジャー産駒に小細工は無用、58秒を切るぐらいで行って35秒で上がって92秒台で走破すれば、少なくとも例年の勝ち馬ぐらいのパフォーマンスは出せるはずだし、土曜の東京芝は外差しが全くきいていなかった。

 ロードクエストはけっきょくはマイネルレコルトのようなキャラに落ち着くのだろうか?東京マイルで追い込みに徹したらスプリングSより斬れそうだし、前走で最内を突いたのがイン伸び馬場で伏線となるか。

 トウショウドラフタジェイドロバリーが母父だけにGIで◎を打てる馬かが微妙で、たしかにサドラーズウェルズ≒ナンバーの3/4同血クロス3×3は光るが、メイショウマンボ(キングマンボジェイドロバリーのニアリークロス3×3)ほどの大技を使った配合ではないから、GIでカウントスリーを取れるのかどうか、そこが最後まで引っかかった。

 イモータルはここからダービーに行くのだろうし、私も東京向きと思うがまたマイルに短縮するのはあまり賛成できず、能力上位は認めるが重い印は回さなかった。

 ハクサンルドルフは「ナスルーラとハイペリオン」の組み合わせ特有のナタの斬れが武器で、ちょっと緩慢だが東京向きの末脚は押さえたい。

 ストーミーシーの母は全3勝が東京と外回りのマイル戦で、前走はフロックではないしここで更にパフォーマンスを上げる可能性も。

 ティソーナは東京なら1400mがベストだろうし、ダイワメジャーの先行型だから◎に付き合わなければならないのも苦しいか。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

9

1点 1500円

複勝

9

1点 2800円

馬連流し

9

相手

1

7

8

3通り 各300円

馬連流し

9

相手

3

4

5

10

14

15

6通り 各200円

3連複軸1頭流し

9

相手

1

3

4

5

7

8

10

14

15

36通り 各100円

井内利彰の見解

 過去5年のNHKマイルC3着以内馬、計15頭のうち、トラック単一調教だったのは、2014年3着のキングズオブザサンしかいません。また追い切り本数が少なかったのは、2012年1着のカレンブラックヒルと2015年2着のアルビアーノ。それ以外の12頭は追い切り本数が標準以上で、坂路もしくは併用系統の調教タイプでした。

 今年の場合、これで11頭に絞ることができますが、そこからの予想にはセンスが必要になります。というのも、調教タイプや調教詳細によって、本命候補を絞り込むことが難しく、どこからアプローチするかによって、その対象が決まってきます。

 今年は「単勝二桁人気」と「栗東坂路」にこだわってみました。

2005年 デアリングハート  10人/2着
2008年 ダノンゴーゴー   14人/3着
2009年 グランプリエンゼル 13人/3着
2012年 クラレント     15人/3着
2014年 タガノブルグ    17人/2着

 2005年以降、NHKマイルCにおいて、単勝二桁人気の馬が3着以内に入ったケースは10回ありますが、そのうち半数の5回は最終追い切り場所が栗東坂路の馬でした。この選択方法なら、◎シャドウアプローチじゃなくても、他にいるでしょ、と思われるかも知れません。また、よりによって、過去10年のNHKマイルCにおいて、1度も馬券圏内に入っていない「朝日杯FS以来」というローテーションの馬を選ぶ必要はないだろうと思われるかも知れません。

 そのとおり、確かに朝日杯FS以来の馬は馬券に絡んでいませんが、そこを狙って、あえてシャドウアプローチの選択にしました。その理由は調教タイプ。過去10年で朝日杯FS以来だった馬は3頭でしたが、すべてトラック調教馬でした。冒頭に記したように、そもそもNHKマイルCはトラック調教に適性がないのですから、それに休み明けという条件では好走するのは難しいはず。それでも2011年マイネルラクリマは16番人気6着でしたから、一概にローテーションが不利とは言えません。

 一般的なデータ検索では不利とみなされるローテーションでも、調教タイプを用いることで過去のそれらとは違うと判断できるわけですから、これを狙わないわけにはいきません。だって、一般的に不利=人気が下がる、わけですから。

 もちろん、馬自身を見ていても、休み明けという印象はなく、須貝尚介調教師は「状態は本当にいい。予定していたNZTは挫跖で使うことができなかったけど、むしろ使わなかったことがいい方に出たと考えたい」というくらい。もともとレース間隔をあけて好走するタイプですが、追い切りを見ていても、鼻の穴を大きく広げて、一所懸命に走るタイプ。今週の最終追い切りでもシュウジにあっさりと交わされてしまいましたが、自分のペースで最後まで気を抜かずに走れています。

 だからこそ、ラスト1Fが最速になるラップを踏み、坂路のダブル最速に該当しました。また、最終追い切りで併せ遅れですが、1週前追い切りの併せ馬ではきっちり先着。やるべきところで動けているだけに、減点になる材料は全くありません。だったら、朝日杯FS3着の実績を素直に評価する、その結果がこの本命となりました。

 ○イモータルは逆に1週前追い切りの併せ馬で遅れたところをどう評価するか。相手がシュウジだったので、これは仕方ないと思います。この中間は非常に落ち着いた様子が目につき、これなら勝ち負けできると思っていましたが、最終追い切りもハードにやったことで、6日の調教後の様子を見ると少しピリピリしてきたように思います。乗り慣れた戸崎圭太騎手ですから、さほど心配ないとは思いますが、レース当日の気配は気にしたいところ。

 ▲シュウジ。追い切りの動きだけ見れば、文句なしに◎でいいと思います。シャドウアプローチを置き去りにした動きなんて、本当に素晴らしくて、飛びつきたくなります。前走時に比べて、前半に脚がたまっている分、後半の伸びに力強さがある気がしますし、あとはどんなレースをしてくるのか。橋口弘次郎厩舎時代から体型はスプリンターと思っていただけに、そこが本命を打ち切れなかった要因です。

 ☆トウショウドラフタは脚質転換してから3連勝。それがすべて1400mなので、1600mでどうなんだということでしょうが、ここ2走はトラックのダブル最速に該当。脚をためて走っていることは間違いなく、1Fくらいならこなせるはず。今回は南Wではなく南Pでの最終追い切りでしたが、左回りなので特に減点することはありませんし、ダブル最速に該当した点を評価します。

 △メジャーエンブレムに関しては、トラック単一でなおかつ追い切り本数が少ないので、本来なら消すべき調教内容。しかし、最終追い切りの時計、スピードが速く、これは追い切り本数が少なかった過去の優勝馬、ラインクラフトジョーカプチーノカレンブラックヒルに通じるところがあります。よって、一応押さえることにしましたが、調教VTRを見ると、いつも直線に向いてきれいに手前を替える馬が、今回は替えておらず、やけに急かされているような走りなので、視覚的にも気になる材料はあります。

 △アーバンキッドは併用調教を評価。△ロードクエスト、△ブレイブスマッシュはトラックのダブル最速に該当しており、△ストーミーシーは坂路のダブル最速に該当。△ダンツプリウスは前走時の調教内容と今回の調教内容が同じということで評価しました。

1.シュウジ
今回:標準多め坂路
前回:標準併用

2.エクラミレネール
今回:標準トラック
前回:馬ナリ平均トラック

3.アーバンキッド
今回:標準併用
前回:標準トラック

4.メジャーエンブレム
今回:急仕上げトラック
前回:標準トラック

5.ロードクエスト
今回:乗込トラック
前回:標準多め併用

6.ティソーナ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:馬ナリ平均併用

7.トウショウドラフタ
今回:標準トラック主体
前回:標準トラック主体

8.イモータル
今回:標準併用
前回:標準多め併用

9.シャドウアプローチ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

10.ダンツプリウス
今回:標準坂路
前回:標準坂路

11.ペルソナリテ
今回:軽目トラック
前回:標準トラック

12.ハクサンルドルフ
今回:標準少め併用
前回:標準坂路

13.シゲルノコギリザメ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

14.ブレイブスマッシュ
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均併用

15.ストーミーシー
今回:急仕上げ坂路
前回:馬ナリ平均坂路

16.カネノイロ
今回:一杯平均坂路
前回:一杯平均坂路

17.ブランボヌール
今回:一杯平均坂路
前回:標準坂路

18.レインボーライン
今回:標準坂路
前回:標準坂路主体

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

5

相手

4

8

2通り 各3000円

馬連流し

5

相手

1

3

13

18

4通り 各500円

ワイド流し

5

相手

1

13

2通り 各1000円

山崎エリカの見解

 クイーンCで5馬身差の圧勝を決めて、桜花賞で断然の1番人気に支持されたメジャーエンブレムが今回も1番人気で出走してきます。桜花賞メジャーエンブレムが負けるとすれば、消極騎乗で直線の内で包まれ、レースが決め手比べになることしか考えられないと思っていたところ、そのピンポイントを突くかのように、そういう競馬で4着に凡退しました。

 確かに鞍上のルメール騎手は、昨年の菊花賞リアファルも消極騎乗でキレ負けする形での3着に敗れたので、ハナへ行くのは好まない騎手という認識はありました。ただ、行けるタイミングをスルーして、デビューからこれまでで一番後方の3列目のポケットまで控えるとはさすがに予想できませんでした。

 ただ、ルメール騎手自身が同じノーザンFのアッラサルーテがラビット役と認識して、アッラサルーテの直後を狙った…結果アッラサルーテの手応えが悪くてペースが上げられずに進路を失ったようにも思えるので、一概にルメール騎手を責める気にもなりません。だからと言って、今回も試練の内枠を引いてさらに前売り1番人気となると積極的に狙いたいとも思いません。

 前走で控える競馬をしたことで行きっぷりが悪くなる可能性もあるし、何よりもこれまで気性面を考慮して、ゆったりローテーションを取ってきたこの馬が初めての中3週での出走というのに怖さを感じてしまいます。テンションが上がらないようにとクイーンCから桜花賞に直行したはずなのに、相手が弱いからと言って飛びついてもう一度やられたら気分が悪いというのが本音です。

 また、NHKマイルCは、前走芝1400m組が出走してくるために例年、速い流れになる傾向があります。確かに近5年はそこまでペースが上がってはいませんが、それでもスローペースと言える決着はありません。今年も前走芝1400mで逃げたシゲルノコギリザメや秘策(おそらく逃げる策)があるというシュウジが最内枠、さらに桜花賞の騎乗で散々叩かれたことで引くに引けない状況に追い込まれたメジャーエンブレムが出走しているとなると、ハイペースはあってもスローペースはないと見るべきでしょう。

 よって、◎にはデビュー2戦目の新潟2歳Sで、確かな鬼脚で大楽勝したロードクエストを推します。同馬は、その後のレースでひと息ですが、3走前のホープフルSはメンバー最速の上り3Fを駆使しながらも前残りの流れに泣いての2着。次走のスプリングSは4コーナーの大外を回ったぶん、わずかに届かずの3着。そしてデビューから初めて五分のスタートを切った前走皐月賞では、相手が強かったのも否めませんが、速い流れを馬場の悪い内から追い上げたのも8着凡退の一因でしょう。この馬は前半で脚をタメてこそのところがあるので、レースが速い流れになるこの舞台は合うはず。また、今回は内枠を引き当て、新潟2歳S同様にイン強襲のイメージで乗れるのも好ましいです。

 ○は、デビュー2戦目のサウジアラビアRCで、直線で進路を失う不利がありながら2着入線したイモータル。その次走の朝日杯フューチュリティSでは休養明けの影響もあって能力を出し切れませんでしたが、前走の共同通信杯では先行したスマートオーディンが6着に失速したように、けっして前が楽な流れではありませんでしたが、スマートオーディンとほぼ同じ位置取りの外から直線早め先頭で、皐月賞ディーマジェスティと0.2秒差の2着に粘りました。前走の内容及びPP指数からはかなりの成長力を感じさせますが、あそこまでパフォーマンスを上昇させてしまうと今回で伸びきれない可能性もあるので対抗評価としました。

 ▲は、自らレースを作って5馬身差の圧勝を決めた前々走のクイーンCが本当に強かったメジャーエンブレム。この馬がクイーンCでマークしたPP指数は、古馬1600万下でも通用するレベルのもので、あのパフォーマンスが今回で再現できれば、ここも楽勝できるのは間違いないでしょう。ただ、前記した不安があるので、3番手まで評価を落としました。今回もまた内枠を引いたことで毛嫌いされ過ぎのような気もしますが、この馬でもう一度やられるとしばらく気分が悪くなるので、ここまで評価を下げました。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド

4

-

8

1点 5000円

ワイド

4

-

14

1点 3000円

ワイド

1

-

4

1点 2000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
 当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

4番:好仕上がり。力上位。
8番:好馬体。
14番:トモ良い。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

4

6

7

8

10

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

8

相手

4

6

7

10

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

4

相手

6

7

8

10

14

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】ロードクエスト皐月賞8着ながら評価できる内容。キレ生み出せる左回りのマイルで差し切りを期待。イモータルも左回り安定で前走は皐月賞馬の2着。キャリア浅いも補える能力あり好勝負。メジャーエンブレムは前々走の内容圧巻。スピードをフルに生かせば押し切りも。トウショウドラフタも進境著しく、ダンツプリウスは粘りが魅力。ブレイブスマッシュやティソーナほか伏兵陣も多彩。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

3

4

7

8

12

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

4

相手

3

7

8

12

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

7

相手

3

4

8

12

18

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【GIロード】左回りのマイルに替わればロードクエストが一変。起点となるのは新潟2歳S。平坦コースとはいえ、直線を向き抜け出すときの素速さは格別、上がり32秒8という数字も絶品。1分33秒8という走破タイムも、稍重という馬場を考慮すれば記録内容とすれば近年では実質No.1。中山戦はコーナー4つの小回りに対応しきれず、スムーズに加速できずに終わったが、コーナー2つの東京1600mなら、新潟2歳S同様、しっかり態勢を整え余力をもって追い出しに入れる。

 当面の目標はメジャーエンブレム。ルメールも人の子、桜花賞は断然人気のプレッシャーにのまれた?いや大事に乗りすぎた?――人によって見方は違うだろうが、どんなラップで進んでも、ラスト1F・12秒前後でしか走れない、一本調子型。緩ペースの好位で控えたのは好選択ではなかったが、11秒を切るか切らないかの瞬発力タイプの強襲は、考えられないことではなかった。東京マイルは、クイーンC・1分32秒5で圧勝。最後の1Fで苦しくはなるだろうが、リズムと抜け出すタイミングはしみついている。いや、クイーンCの日は、軽く1秒は速い高速馬場だったのではないか――少し割り引く必要もあるけれど、差し引き1分33秒台でも合格点。三走前の阪神JF・1分34秒5は翌週の朝日杯FSとコンマ1秒差。牡馬を含めたマイル路線のタイムレベルは、阪神JFを例にとっても、このメンバー中一番ではないかという根拠になる。

 単穴はトウショウドラフタ京王杯2歳S・1分22秒8という5着で、時計的にも限界がきたかなとも思ったが、次走のからまつ賞で1分21秒6に一気に時計を更新。上がりハロン11秒6-10秒9-12秒0(3Fは34秒5)というレースラップを、最速の上がりで一気差し。続くクロッカスSも、上がり3Fの数値こそ異なるものの、11秒7-11秒4-11秒7(34秒8)というレースラップに対し、自身のソレは34秒1。からまつ賞よりさらに滑らかな加速で馬群を割った。そして不良馬場になると内枠有利とされる中京のファルコンSも、力でネジ伏せるような外強襲。余力を思えば1F延長のマイルにも十分耐え得る。母系には牡馬相手のGIで世間を驚かせたスイープトウショウの名前も見える。

 共同通信杯2着のイモータルにも、惑星の権利。勝ち馬が皐月賞を勝ったからという理論ではなく、共同通信杯はラスト4F目から11秒8-11秒5-11秒8と、1F速くレースがスパート。結果ラスト1Fは12秒3を要す消耗戦となり、底力に勝るディーマジェスティに屈したが、その乱ペースを一旦先頭。マイル通過は1分35秒1-1分47秒6という走破タイムは、稍重という条件を差し引きすれば、あとになってなるほど皐月賞馬を送り出したと納得。

 ハクサンルドルフは、前走阪神マイルを1分34秒0・上がりは33秒9(稍重)。500万の平場戦だけに盲点となっているが、中山のNZTのレース内容を上回っていた。NZT組は一番不利を被ったレインボーラインの巻き返しに注目。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

4

1点 1500円

馬連

3

-

8

1点 1000円

3連複フォーメーション
1着

3

2着

4

8

18

相手

4

5

8

9

10

14

18

15通り 各500円

須田鷹雄の見解

 ○メジャーエンブレムは強気に逃げれば勝てると思うのだが、少しでも躊躇すると外からかぶせられる形になって桜花賞の二の舞もありえなくはない。ここはもう少し配当の伸びを追求する形で、例年と同じ良いパターンの馬を探したい。

 例年の傾向としては、1400-1600mが得意というタイプよりは1600-1800mタイプが良く、さらに重賞組とオープン特別組の間には大きな成績差がある。ベストは1800mの重賞から来る形で、もちろんある程度好走してくることが好ましい。

 ◎はアーバンキッド。ここまで惜敗の山を築いているが、速い上がりは使える馬だし、位置取りも安定している。今回はボウマンがどう乗るかという楽しみもあるし、メジャーエンブレム以外と組む形になったら配当も伸びる。▲イモータルも距離短縮組。ニュージーランドT組からは敢えて負けてきた☆レインボーラインを重視。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

5

7

12

18

12通り 各400円

3連単BOX

5

7

12

18

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

5

7

8

14

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

5

7

8

14

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎アーバンキッドは「ハーツクライ×スウェイン」という組み合わせ。母の半弟にダイワワイルドボア(セントライト記念)がいる。母の父スウェインはキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英G1)2連覇など欧州芝12ハロン路線で3つのG1を制したスタミナタイプだったが、現役時代の母コックニーは芝・ダートを問わず1000-1200mを得意とするスプリンターだった。キートゥザミント≒アレッジド3×3というリボー系の相似な血のクロスが影響したのかもしれない。リボーはスタミナと底力に恵まれた重厚な血でありながら、一方で気性面の難しさも伝えるので、スプリンターからステイヤーまで子孫から多彩な産駒を出している。本馬の場合、リボー系の血はスタミナではなく、中距離向きの底力を高める働きをしているように見受けられる。大舞台での一発が期待できるスケールの大きな配合だ。

 前走の毎日杯(G3)はスマートオーディンの切れ味に屈したものの、最内の狭いところを抜けて勝ち馬に食い下がった内容は悪くなかった。切れ味勝負には弱みがあるものの、相手なりに走れるタイプで、メジャーエンブレムが積極的に逃げることが予想される今回は、ペースに緩みのないスピードの持続力と底力勝負となる可能性が高い。「父ハーツクライ、母はキートゥザミント≒アレッジド3×3」という配合はそうした競馬に向いている。東京の長い直線も合っている。強敵相手ではあるが勝ち負けに持ち込めるだろう。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

14

1点 2500円

馬連BOX

4

5

14

3通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

 ◎ブレイブスマッシュは、同コース(東京芝1600m)で施行されたサウジアラビアRC(重賞)を勝利した。その後、中山芝2000mを連敗したが、前走にて直結コース中京芝1400mのファルコンS(G3)を2着に好走。近4走を見ると、直結コースと同コースで馬券になり、直結コースではない中距離戦を惨敗している。東京マイルに対する適性が高く、穴馬として注目する。

 ○ロードクエストは、同コース(東京芝1600m)にて新馬を勝ち、左回りのマイル戦という共通点を持つ新潟芝1600mで新潟2歳S(G3)を制した。その後の3走は中山内回りの中距離戦で、この馬の不得手なコースだった。今回は得意な舞台に戻るため、巻き返しを警戒する。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

3

5

8

10

13

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

3

相手

5

8

10

13

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

8

相手

3

5

10

13

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【差し注意】メジャーエンブレムは先行策が取れそうで、コース替わりにも期待大。相手は混戦だが、前走で鋭い差し脚をみせたアーバンキッドを筆頭に取る。イモータルはひと息入ったが地力的に善戦以上が狙えそう。ロードクエストは決め手上位で、マイル戦で改めて注目できる。ダンツプリウスは堅実に差を詰めるタイプで上位に食い込むシーンに警戒。シゲルノコギリザメは距離微妙も単騎逃げからの残り目に少々マーク。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 NHKマイルCか、日本ダービーオークスか。距離に限界がある馬にとっては、ここが3歳春の大目標ですし、あるいはダービーへのステップとして利用する馬もいます。出走馬のレベルは年によってバラつきがあり、二桁人気の穴馬が飛び込んでくることもあれば、人気サイドでの平穏な決着もしばしば。各馬のローテーションもバラバラで、傾向がつかみにくいレースですが、それでもいくつかセオリーは確立されています。

1.距離延長は苦戦

 最近10年間では、前走で1400m以下の距離を使われていた馬の勝利は皆無で、2着が2回、3着が2回あるだけです。3歳春の短距離路線はメンバーレベルがあまり高くないので、そこで鮮やかな勝ちっぷりをしていたとしてもなかなか信頼が置けません。

2.スピードマイルへ対応できるか

 距離短縮が有利と言っても、近年のこのレースは1分33秒台の決着が通例で、年によっては32秒台に突入することもあります。過去5年間の勝ち馬のうち4頭は、それ以前に1分33秒台の時計でマイル戦を走破した実績がありました。唯一の例外のマイネルホウオウにしても、その段階での持ち時計は1分34秒1。緩いペースしか経験がない馬は疑ってみる必要があります。

3.前はなかなか止まらない

 春の府中が開幕して間もない時期に行われるため、芝の状態は良好で、前はなかなか止まりません。最近5年間のレースの上がり3Fタイムはいずれも34秒台で、昨年などは34秒2を計時しました。最近4年間で逃げ馬が2勝。差して勝つには3F33秒台を当たり前にマークできる切れ味が必要になります。

 ロードクエスト皐月賞で8着に敗れましたが、直線でいったん先頭に立つかという場面もある好内容でした。昨夏以来勝ち星から遠ざかっていますが、着実にパワーアップしており、皐月賞を使って状態もピークに近づいています。久しぶりに直線が長いコースに戻る今回は、2歳時に「怪物」と謳われたこの馬の豪快な競馬ぶりが期待できます。

 メジャーエンブレム桜花賞ではよもやの4着に敗れましたが、展開もさることながら間隔が開いていたことや輸送の影響も少なくなかったと思います。クイーンCで1分32秒台をマークした東京コースに戻れば主力の扱いは当然でしょう。

 地味ながら勝負強く時計の裏付けもあるダンツプリウスが3番手。エクラミレネールは前走が人気薄でフロックの印象もありますが、持ち時計は上位で東京でも勝ち鞍があります。以下、速いペースで折り合えれば巻き返しの余地があるブランボヌール、マイル戦に替わるのは歓迎のブレイブスマッシュ、3連勝で挑むトウショウドラフタ

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

4

6

8

9

10

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

4

相手

6

8

9

10

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

8

相手

4

6

9

10

14

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ロードクエストはマイル戦で能力を発揮する。メジャーエンブレムは先行力と粘りを兼備。距離短縮でイモ―タルが前進。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

予想印
4メジャーエンブレム(1人気)
5ロードクエスト(2人気)
6ティソーナ(4人気)
17ブランボヌール(15人気)
1シュウジ(8人気)
8イモータル(3人気)
10ダンツプリウス(7人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

5

6

8

10

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

5

相手

1

6

8

10

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

6

相手

1

5

8

10

17

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

昨年は平均値トップがズバリ1着で馬券を獲らせてもらったこのレース。今年のトップは○ロードクエスト。ただコース値が低い。ならば2位で同距離コース108でズバ抜けている◎メジャーエンブレムを軸にする。先行できる▲ティソーナ。なぜか平均値3位で無気味な☆ブランボヌールを一発候補に抜擢。指数4位△ダンツプリウス、△イモータルを押さえに。内枠からの逃げ残り期待で△シュウジ。ほかにも可能性ある馬はいるがこの7頭で行く。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

3

4

5

6

8

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

8

相手

3

4

5

6

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

5

相手

3

4

6

8

14

30通り 各100円

田沼亨の見解

ハイペースが必至のメンバー構成で浮上するのが7トウショウドラフタだ。ファルコンSの剛脚から大幅にパワーアップ。マイルでも充実一途の現状から対応はできる。次位は8イモータル共同通信杯の2着から末脚は威力ある。▲はロードクエストで得意の左回りでマイルなら変わり身は大きい。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

3

相手

4

5

2通り 各3000円

馬連流し

3

相手

7

10

14

15

4通り 各1000円

佐藤直文の見解

 ここは人気2頭のレースぶりに注目したいが、メジャーエンブレムが逃げもしくは早目先頭で、後方待機のロードクエストが差し切れるか。十中八九、そういう競馬になるだろう。しかし、◎に狙ってみたいのは、アーバンキッドだ。中山と阪神でマイルを使った3戦は、いずれもスムーズさを欠いた競馬ながらタイム差はなかった。最後までしぶとく脚を伸ばすタイプで、東京でこその感を受けるし、毎日杯からの臨戦馬は好走率が高い、というデータの後押しもある。

 相手は、人気両馬へが大本線となるが、メジャーエンブレムが作り出すタイトな流れを考えれば、前で運ぶ組は厳しくなりそう。ともに、直線で後方から脚を使ったファルコンS組、トウショウドラフタブレイブスマッシュにもチャンスはありそうだ。

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