東京競馬場はダービーウィークでCコース替わり。芝2400mは内枠有利の傾向が強くなるだろうが、芝1600mはそれほど神経質になる必要はない。
どちらかというと気にすべきは血統で、2003年のコース改修以降、Cコース使用時の東京芝1600mでは
フレンチデピュティが[4-2-2-19]で複勝率29.6%、後継の
クロフネは[6-2-4-29]で複勝率29.3%と、ともに全馬平均の19.0%を大きく超えている。しかも2頭とも回収率は単複ともにプラスである。
ここは
フレンチデピュティ産駒の◎
ジョーアラタを信用したい。前走・前々走で完全にクラスにメドはついたし、今回はメンバー構成的にも少し楽になる。東京は3走前に2番人気で6着と負けているので印象が悪いかもしれないが、当時は1800mだったし前残りの競馬で差しそびれた面もあった。1600mのほうがラップの起伏が小さくなるぶん、この馬としては競馬がしやすい。