10R

日本ダービー

15:40発走 / 芝2400m (左 C) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 東京 12日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牡・牝(指) 定量 18頭
本賞金:20000,8000,5000,3000,2000万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

14

相手

1

3

8

12

4通り 各2000円

ワイド

8

-

14

1点 2000円

望田潤の見解

 皐月賞につづいてサトノダイヤモンドでいきたい気持ちはあるのだが、ヘイローの塊のようなこの配合に東京2400で◎を打つとなると、オルフェーヴル並みの怪物級の確信が欲しい。

 ディープ産駒ではマカヒキヴァンキッシュランがナスキロ的斬れ味とバークレア的スタミナの両方を押さえた配合をしていて、キズナディープブリランテと同じ路線のダービー向き中距離王道配合と言えるのだが、マカヒキもヘイローのニアリークロスを重ねたぶん、ちょっと反応が鋭敏で軽すぎるのが東京2400で気になる。

 リオンディーズはダービー馬とオークス馬の父母相似配合だから東京に舞台が替わるプラスは大きいはずだが、半兄エピファネイアが気分よく走ったときに見せた超抜パフォーマンスほどの爆発力まではまだ感じられず、兄はダービーで◎だったが弟には打ちきれなかった。

 ヴァンキッシュラン母リリーオブザヴァレーディープブリランテ母ラヴアンドバブルズと血脈構成が似ていて(サドラーズウェルズ≒ヌレイエフ、ミスワキ、ミルリーフ≒リヴァーマン、リファールなどが共通)、リリーはオペラ賞(仏GI・芝2000m)勝ち、ラヴはクロエ賞(仏GIII・芝1800m)勝ちとフランスの芝中距離重賞を勝っているのも同じ。

 馬のタイプも似たところがあって、ディープ産駒にしては掻き込む走りで鋭さには欠けるが持続戦でしぶとく、全体としてもディープブリランテを少し距離適性長めにしたのがヴァンキッシュランというイメージでいいだろう。

 内田博とも手が合うタイプだし、青葉賞勝ちで持続力には自信を持って挑めるから、ディープブリランテが勝ったときのようなレースができれば最後に二枚腰発揮とみた。

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

9

1点 5000円

馬連流し

9

相手

3

8

12

14

4通り 各1000円

馬連流し

9

相手

5

10

2通り 各500円

山崎エリカの見解

 皐月賞は、大外からサトノダイヤモンドリオンディーズマカヒキの3強を穿って、ディーマジェスティが勝利しました。皐月賞は、大方の戦前の想定に反して前半5F58秒4の速い流れ。外枠から逃げたリスペクトアース、2列目のジョルジュサンクアドマイヤモラールらが大差で下位を独占する流れを、2番手追走から3コーナーを過ぎて先頭に立ったリオンディーズは、ラスト2F目では11秒6を刻んで4位入線(5着降着)。リオンディーズは直線で苦しくなって外に寄れて、結果的にエアスピネルサトノダイヤモンドの進路を妨害してしまいましたが、よく粘りました。皐月賞をハイレベル(PP指数-23)にしたのは紛れもなくリオンディーズで、この世代ではナンバー1の能力を秘めていると言えます。

 ただ、皐月賞があそこまで激戦だと、逆に皐月賞の上位馬があまりあてになりません。アンライバルドが勝った2009年の皐月賞もハイレベルの激戦でしたが、その次走の日本ダービーでは見事に着順が入れ替わりました。世間の評価では、日本ダービーは道悪だったから道悪巧者が勝ったなどと言われていましたが、けっしてそればかりでもないでしょう。個人的には、混戦の上に消耗度の高いレースだったから、着順が大きく入れ替わった部分が大きかったと見ています。確かにサトノダイヤモンドエアスピネルは直線での不利があったぶん、他の皐月賞上位馬よりもいくらか信頼できますが、不利がなかったとしてもサトノダイヤモンドは上位2頭は交わせていなかったと見ているし、エアスピネルもやっぱり4着だったはず。

 また、今年の青葉賞は、戦前の段階から好メンバーが集ってハイレベルが予想されていましたが、ヴァンキッシュランが3着以下を4馬身以上突き放して勝利を飾ったように、やはりハイレベルでした。ハイアーゲームが勝利した2004年と並んで、ここ20年ではナンバー1のPP指数-19での決着です。ハイアーゲームは、その次走のキングカメハメハが勝ったハイレベルの日本ダービーではさらなる伸びシロを見せる形で3着に健闘していますが、ヴァンキッシュランもその可能性を秘めます。

 ただ、今年の日本ダービーもハイレベル戦が予想されるだけに、ヴァンキッシュランの伸びシロ次第ではそれ以下の可能性もあります。もちろん、皐月賞馬の上位馬が疲労で揃って凡退ならば、ハイアーゲーム以上の活躍が期待できますが、その可能性はそんなに高くもないでしょう。今年の青葉賞は、前半ややスローで比較的楽な競馬だったことから、ヴァンキッシュランノーマークにもできませんが過信も出来ません。

 また、キズナと同じ毎日杯京都新聞杯の裏ローテーションを歩み、キズナと同じく連勝したスマートオーディンはどうかというと、ささり癖が解消され、どんどん真っすぐに走れるようになって成績を上昇させてきました。ささり癖があると、前半でラチにたよって、直線の大外からという選択をしがちになるので、幅広いレースに対応するという意味では、大きなメリットがあるでしょう。

 しかし、キズナ毎日杯PP指数-18、京都新聞杯PP指数-15と推移したのに対して、スマートオーディン毎日杯PP指数-11、京都新聞杯PP指数-14。現状のスマートオーディンの能力は、キズナ以下です。さらにキズナが勝った2013年の日本ダービーはレベルが低かったのに対して、今年はレベルが高いことが想定されるため、こちらも軽視も出来ませんが、過信も出来ないでしょう。

 最終結論として、結局は皐月賞組。しかし、今年の皐月賞アンライバルドが勝った年同様に、外差し有利の流れ。アンライバルドが勝った年の日本ダービーは、皐月賞で展開に恵まれて上位争いを演じた馬たちが総壊滅し、皐月賞で先バテしたロジユニヴァースリーチザクラウンがワン、ツーを決めました。よって、今年もともと強い皐月賞先バテ馬の巻き返しが濃厚と見て、◎には皐月賞で先行して6着のマウントロブソンを推します。

 マウントロブソンは、リオンディーズを直後から突いて、破滅へと導いた張本人。最後の皐月賞出走権をかけて、スプリングSを大目標とした後の一戦でありながら、ヒールの役目を十分に果たし、自身もリオンディーズエアスピネルと0.2秒差のところまで健闘しました。さらに東京は、雨が降った土曜日から馬場がワンランク回復し、昨年同様に超高速馬場となれば、近3年のように先行策からの粘り込みも可能なはず。また、前走で厳しい流れを経験したことで、マウントロブソン自身も粘りを増すでしょう。

 ○は、皐月賞上位2頭よりも、先に動いて3着のサトノダイヤモンド日本ダービー制覇を大目標に掲げ、休養明けの皐月賞を叩いてここに出走してきました。確かにサトノダイヤモンドは前走が太目残りで、直線でも不利がありましたが、どのみち3着だった馬が、もう一段上の成長力が求められるこの舞台で楽に勝てるでしょうか?他の皐月賞上位馬と比べると死角が少ない馬ですが、前記した点に疑問符がつくことから対抗評価としました。

 ▲は、デビューから上昇一途で、前走の青葉賞を制したヴァンキッシュラン。同馬は、道中で前へ行った3頭が急激にペースアップしてラスト7F目から11秒台が連発する前が厳しい流れになりましたが、その流れを先行して圧勝しました。青葉賞が前が厳しい流れだったのは、逃げたスプリングSの2着馬マイネルハニーが8着に沈んだこと、2番手を追走して7着に敗れたノーブルマーズが土曜日の白百合Sで3着に巻き返したことが証明しているでしょう。近年の青葉賞ではナンバー1と言える勝ち方でしたが、それゆえに余力面にやや不安を感じるため、3番手評価としました。

 古澤秀和の予想

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予想印
8サトノダイヤモンド(2人気)
5エアスピネル(7人気)
3マカヒキ(3人気)
12リオンディーズ(4人気)
14ヴァンキッシュラン(6人気)
15イモータル(15人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複

3

-

5

-

8

1点 6000円

3連複BOX

3

5

8

15

4通り 各1000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
 当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

3番:柔らかみあって順調。
5番:張りよく好馬体。距離ももつ。
8番:距離延長歓迎。
15番:デキ目立つし距離も合う。一発ある。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

7

8

12

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

1

相手

7

8

12

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

13

相手

1

7

8

12

14

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】マカヒキ皐月賞2着も鋭い追い込み見せる。益々活気溢れ広いコースで差し切りに期待。皐月賞ディーマジェスティも最終追い切りで圧巻の動き。前走内容も上々で2冠も可。レッドエルディストは上昇一途。走り力強く上位争いを期待。リオンディーズも能力上位で道中スムーズなら。ヴァンキッシュランも充実を示しており、サトノダイヤモンドロードクエストなどにも注意したい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

8

10

12

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

8

相手

1

10

12

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

12

相手

1

8

10

13

14

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【上がりはどんな時でも最速】本年の牡馬クラシック戦線は秋口以降、空前のHレべルで展開。そのレベルの高さを凝縮したのが一冠目の皐月賞――古馬を含めた中山2000mのレコードに、0秒1差の1分57秒9という記録に、3歳牡馬の強靭さが集約されている。しかし一冠目の皐月賞は若干の見込み違い、見誤りの多いレースでもあった。一番にもったいないレースをしてしまったのが2着のマカヒキだったか。前半1000mは向かい風の中58秒4。6F目にもう一度11秒5というHラップが現れる激流とあれば後方三番手でも位置取りはよし。最大の目標であるサトノダイヤモンドを常に視界に置き、直線入り口では外を回されたものの脚色には手応え。坂上でサトノ以下をのみこむことができる――そこまではよかったが、前を行くディーマジェスティにも脚が残っていたのは誤算。先着を許した勝ち馬との距離感と脚色だけはつかめたものの、レース構築や勝利の図式のトレースが明確ではなかったか。

 しかし、新馬戦は11秒6―11秒1―11秒2(3Fは33秒9)というレースラップを、自身33秒5で悠々差し切り勝ち。続く若駒Sは、11秒4―11秒0―11秒1(3Fは33秒5)というレースラップを、後続の追い出しを待ちながら、残り1Fだけで一気につき離す楽勝。平坦の京都とはいえ、自身の上がりは32秒6。むろんその中には、10秒台のラップが確実に二連続ほど内包されていた。弥生賞も1分59秒9のレースレコード、上がりは33秒6。デビュー以来ペースを問わずどんなコースでも最速の上がりをマーク。どんなコースにも丁寧に対応してきた。前走後の調教メニューも、2400mを見据え一段強化、中間は7F追いを2本そろえてきた。身のこなし、性格、レースに対する意欲は、少なくとも皐月賞のパドックでは群を抜いていた。直線どこに持ちだすか。追い出しのタイミングさえ間違えなければ、33秒9という皐月賞の最速の末脚の先にダービーのゴールが見える。

 対抗はサトノダイヤモンド皐月賞は、前記マカヒキリオンディーズと見比べると、パドックも返し馬のフットワークも明らかに重く緩く映った。この造りでもそれなりの勝負はできると、本命を打ったワタシも思っていたが、しかし今年の皐月のレベルは、八分程度の造りで勝ち負けできるほど甘くはなかった。1番人気を背負っていたこともあるのだろう。乱ペースの中、正攻法の競馬を試みざるを得なかったのも痛かった。あとひとつ。きさらぎ賞を1分46秒9のレースレコードで勝ってはいるが、同レースを含む3勝の中に、確たる10秒台のラップが見えない(推定とすればあるが)。最後の最後、皐月賞で切れ負けしたのは、体調云々ではなく瞬発力という、絶対的な能力差にあったのかもしれない。しかし、最大目標のダービーに合わせ、前走後こちらも6Fから7F追いへと攻め馬を強化。ギリギリに磨きこんできたことで、少なくとも皐月よりはバテない。正直ダービーのパドックや返し馬で、皐月賞以上の確信がなければ、皐月1・2着馬との差を埋めきれない可能性もあるが、それを念じるのもダービー。皐月賞前は何かしら煮え切らない感じだったルメールも、ダービーの最終追い切り後は明るさと自信を取り戻している。

 リオンディーズのデムーロにとっても、皐月賞は、勝ち気に逸り風や馬場を読み違え、向かい風の中1000m通過は58秒4、そして6Fめに11秒5でもうひと押ししたことが余計だった。ただ、あの乱ペースでも馬自体はエキサイトしているワケではない。朝日杯FSでは追い込みを試行、弥生賞皐月賞はハードな先行策を敢行したことで、いろんなラップの経験も積んだ。ふと見れば好位のポケットでまんまと折り合い、馬群を割ってズバリ。皐月賞5着(4着降着)からの反転攻勢は十分ありうる。

 皐月賞ディーマジェスティも、もちろんリスペクト。同馬にすれば、最大目標はダービーと思っていただけに、皐月制覇は逆に嬉しい誤算?上がり34秒0もメンバー中第二位と、ダービーに繋がる脚色だった。考えてみれば一走前の共同通信杯は、稍重という条件下、1000m通過は1分0秒0のミドル。ラスト4F目から11秒8―11秒5―11秒8で動き出し、逆に最後の1Fは12秒3というタフな流れ。今思い返すと、時計やラップも味わい深く、皐月賞制覇の根拠にもなり得る。人気を背負う立場にかわるが、それで硬くなるほど蛯名はヤワではないが、ただ唯一の不安は、皐月賞の「走りすぎ」。競馬週刊誌の立ち姿を見ると、どこか楽をさせ造りが重い。レコ勝ちには何らかの反動もあることも、ワタシたちは知っている。

 皐月賞上位馬をまとめて負かすとしたら毎日杯京都新聞杯で10秒台の極上の切れを体感したスマートオーディン。東京スポーツ杯の上がり32秒9をはじめ、毎日杯の上がりは32秒7。2200mの京都新聞杯も、11秒8―10秒8―11秒9(3Fは34秒5)というレースラップを軽々と上回る、33秒8で一閃。東京2400mには坂がある。京都の2200mとは同じタイミングで切れるかどうかは微妙だが、タメてタメて、ラスト1Fの切れ味にかければ勝機も見いだせるか。

 皐月賞の1分57秒9を超えるまではどうかだが、本年の青葉賞ヴァンキッシュランの走破タイムは、あのペルーサを上回る2分24秒2で決着。6F通過以降、最後の1Fまで11秒台のタフなミドルラップが続き、レースの上がりが35秒8に対して、自身のソレは34秒5。推定11秒台のラップを7F連続という、驚異のスタミナを示している。前走の青葉賞だけではなく、二走前のアザレア賞も11秒台を5連発。降着にはなったが、三走前の東京2400mのラスト3Fのレースラップは11秒3―11秒1―11秒2(3Fは33秒6)、対する自身のソレは、推定10秒台を2連続内包する33秒2。血統はディープインパクト×ガリレオ、母は仏GI・オペラ賞勝ち。そして所属は角居厩舎。ダービーまでの調教過程にも、自然な形でもうひと味が降りかけられている。

 青葉2着のレッドエルディストは、見るからに若さ丸出し。大寒桜賞の中身は価値があったし、前走2着はフロックではないが、1・2頭なら大物食いは可能だろうが、4・5頭まとめて負かすまではどうか。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸2頭流し
軸1

3

軸2

10

相手

1

5

8

12

14

18

6通り 各1500円

3連複軸2頭流し
軸1

18

軸2

10

相手

1

5

8

12

14

5通り 各200円

須田鷹雄の見解

 展開次第で結果は大きく変わりうる。皐月賞は極端な前傾ラップで前崩れに近いニュアンス。それを受けて前売りでディーマジェスティが1番人気になっているので、今度はまた逆の展開になるほうが配当は伸びやすい。

 もともとダービーは上がり順位が結果に直結しやすい(最後方から上がり順位だけ取って馬券にならないことが少ない)レース。結果を予想するよりも、上がり最速を
取るのは誰かという視点で予想をすると話は見えやすくなる。

 ◎スマートオーディン共同通信杯だけ不発で、あとはすべて速い上がりを繰り出してきた馬。その共同通信杯皐月賞に結びつく内容だった。仮にダービーが皐月賞と結びつかない結果になるとしたら、共同通信杯はノーカウントにしてもよいわけだし、むしろ上がり特化型のキャラクターを強める面もある。

 上位人気馬では、前走で適性と合わない競馬になっても崩れなかった○マカヒキ。◎と似た根拠から▲プロディガルサンを大穴として挙げ、さらに今回はある程度抑えていくであろう☆リオンディーズも重視する。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
3マカヒキ(3人気)
12リオンディーズ(4人気)
5エアスピネル(7人気)
8サトノダイヤモンド(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

5

8

12

12通り 各400円

3連単BOX

3

5

8

12

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

3

5

12

14

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

3

5

12

14

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎サトノダイヤモンドは「ディープインパクト×オーペン」という組み合わせ。母マルペンサは南米アルゼンチンで芝・ダートを問わず活躍し、同国の中距離G1を3勝した名牝。いかにもディープインパクトと相性が良さそうな配合構成で、ヴィルシーナ母ハルーワスウィートと似ているだけでなく、ジェンティルドンナの母の父ベルトリニと同じ「ダンジグ×アリダー」のルアーを抱えている。母方にダンジグ、アリダー、ノーザンダンサーのクロスを持つディープ産駒は本馬のほかにドナウブルージェンティルドンナの姉妹、ミッキーアイルサザナミなどが出ており、連対率は50%を超える。ダービーを勝つにふさわしい堂々たるクラシック配合だ。

 前走の皐月賞は後方待機組が台頭する超ハイペースとなり、1、2着馬に比べると位置取りが厳しく、直線半ばで内から寄られてバランスを崩す不利もあった。また、トライアルを使わずきさらぎ賞からぶっつけ本番となったことで馬体重はプラス6kg。体調面も万全とはいえなかった。

 デビューから3連勝した内容はケチのつけようのなく、3戦ともラスト1ハロンがその前の1ハロンより速いという好内容。休み明けの皐月賞をひと叩きした今回は万全の態勢で臨む。皐月賞とは異なりあまり速いペースにはなりそうもなく、好位を追走できる自在性とラストで速い脚を使える本馬には絶好の展開だ。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

3

8

12

13

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

1

8

12

13

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

3

8

12

13

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【伏兵注意】混戦だが、差し脚鋭く上昇著しいスマートオーディンを主軸に指名。マカヒキも決め手上位でコース替わりがプラスになりそうなタイプ。ディーマジェスティは内枠有利で好位からロスなく進められるとみて引き続き警戒。リオンディーズは前走ひと息もマイペースの追走ができれば巻き返す可能性が十分ある。サトノダイヤモンドはひと押しがカギだが立ち回り次第でチャンスあり。長く差し脚を使えるレッドエルディストを惑星的存在として挙げておく。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ダービーの1着賞金は2013年に増額されて2億円。皐月賞菊花賞の約2倍という金額で、ダービーが三冠レースの中でも別格の位置にあることが賞金面からも推察されます。競馬関係者ならば誰にとっても特別なレースです。

 とは言うものの、たんに「一番強い馬」が勝つレースかというと、そう簡単なことでもありません。2012年のゴールドシップ、2010年のヴィクトワールピサのように、のちの最強馬が思わぬ星を落としたこともありました。とくに近年のダービーにおいては、ひとつ顕著な傾向が見られます。

1.テンも上がりも速いスピードレース

 過去4年間のダービーはいずれも2分23秒-24秒台での決着。それ以前の5年間でダービーを2分24秒台で走ったのはウオッカただ1頭だったことを思えば、時代は様変わりしました。この4年の前半3Fはいずれも34-35秒台で、後半3Fも大逃げだった2012年をのぞけばいずれも34秒-35秒台。高速レースで流れに乗るためには、高いスピード能力が要求されます。

2.前に行くか究極の決め手か

 基本的に前は止まりませんから、ある程度前半から脚を使っていい位置で競馬をすることが勝利への近道。2012年のディープブリランテと2014年のワンアンドオンリーがこのパターンです。2013年のキズナのように究極の決め手を使って逆転したケースもありますが、この年のキズナ毎日杯京都新聞杯と長い直線の上がり勝負を2連勝、充分予行演習をしてからダービーに臨んでいました。

3.折り合い不安はスピードの証明

 昨年の勝ち馬ドゥラメンテは折り合いを欠いたことが敗因で共同通信杯を落としていましたが、じつは2013年のキズナや2012年のディープブリランテも同様に折り合いが原因になった敗戦歴がありました。反面、ゴールドシップみたいに折り合いに不安のない馬は「たんにスピードがないだけ」という危険性も否定できません。折り合いの不安は、裏返せばあふれるスピード能力の証明でもあるのです。

 リオンディーズは折り合いを欠いたことが皐月賞の敗因とされていますが、デムーロ騎手によるとコントロールの範囲内だったとのこと。台風並みの強風でペース判断が狂わされたようです。昼ごろにまとまった降雨のあった馬場で1000m58秒4という暴走に近いハイペースを刻みながら、最後までバッタリとは止まっていないのですから、敗れながらも高いスピード能力を証明したと言えます。もちろんエキサイトしかねない気性はネックですが、前走ほどきつい競馬になる可能性は低いでしょう。デムーロ騎手のアジャストが成功すれば、後ろの馬にチャンスを与えない完封勝利も可能です。

 サトノダイヤモンドは前を見て動ける自在性があり、ダービーの舞台でも安定感抜群です。前走は不利もありましたが間隔が開いていたことも終いの伸びに影響した様子。叩かれた上積みは少なくありません。スマートオーディンは末脚特化型の一頭。不器用さは残りますが、ペースと隊列次第では全馬をまとめて一蹴することも可能な破壊力を秘めています。

 ディーマジェスティはややパワーに偏った印象があり、軽いレースになった場合に不発の不安もありますが、スケールで上を行っている可能性もあり、二冠の目は否定できません。エアスピネルは立ち回りが上手な馬で、ここも大崩れしないはず。展開次第では上位食い込みも。マカヒキは2着に敗れた前走も上がり自体はメンバー中最速でした。川田騎手2度目の騎乗で脚の使いどころがハマれば。ヴァンキッシュランはまだ荒削りさが残り、軽いレース向きとは言えませんが、パワーとスタミナはメンバー中でも屈指のものを秘めています。ハイペースになるようなら台頭の余地が見込めます。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

2

3

8

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

12

相手

2

3

8

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

8

相手

2

3

9

11

12

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ディーマジェスティは態勢万全。左回りでリオンディーズはさらによさが出る。サトノダイヤモンドは加速してからがいい。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

7

8

10

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

1

相手

7

8

10

12

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

12

相手

1

7

8

10

14

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

昨年のドゥラメンテと同じ前走指数116を持つ2頭に注目。うち一頭◎マカヒキは平均値100で過去全レースで最速上り。まさにダービー向きの軸と判断。もう1頭○ディーマジェスティも有力だが相手筆頭まで。3番手に平均値3位▲リオンディーズも順当。平均値トップはなんと☆ロードクエストで押さえ必要の爆穴に。△サトノダイヤモンドも上位と同等評価。さらに△スマートオーディンと△ヴァンキッシュランも食い込んで不思議なし。以下にも可能性ある馬は数頭いるがこの7頭で勝負したい。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

3

5

10

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

14

相手

1

3

5

10

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

12

相手

1

3

5

10

14

30通り 各100円

田沼亨の見解

皐月賞3着の8サトノダイヤモンドが主役を演じる。スタミナは豊富で叩いた効果は大きい。長くいい脚が使えるなら巻き返しは十分。次位は14ヴァンキッシュランで潜在能力の高さからチャンスはある。▲は12リオンディーズで折り合いがつけば末脚は脅威。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単

8

3

1点 3000円

馬単

8

10

1点 2000円

馬単

8

1

1点 2000円

馬単1着流し
1着

8

相手

5

9

12

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 重賞ウィナーが12頭を数える今年のダービーだが、やはり同様に“空前のハイレベル”と言われた皐月賞組の中にダービー馬がいると見ていいだろう。◎は、皐月賞でも狙ったサトノダイヤモンドとした。距離延長は望むところであり、何よりこの中間は、ワンランク上の負荷をかけた調教過程で、動きもグンと良化。今度は勝つと見た。

 相手は、当然皐月賞上位組だが、割って入ればスマートオーディンだろう。皐月賞を使えなかったわけではなく、目もくれずにダービー一本に絞った臨戦過程は魅力的だ。

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