【上位拮抗】ウイングチップは去勢放牧明けも態勢整う。セントライト記念4着の実績持ち安定感もあり好勝負必至。ミヤビエンブレムは前走2着が評価できるレース内容。潜在能力感じられ古馬相手も問題ない。ウェルブレッドは勝って同条件で引き続き気配良く争覇圏。ネオヴェルザンディも着実に力量アップ。サウンドメモリーも復調示しており、ラハイナルナも仕上がり良く要注意。

【再飛躍】ウイングチップが態勢を立て直してきた。単に精神面だけでなく、肉体面でもどこか窮屈なところがあったのだろう。ここ数戦はパドックでミョーにテンションが上がり、ゴール手前でガス欠を起こす競馬を繰り返してきたが、セントライト記念で0秒1差4着という見せ場を作った好素材。ひと息入れて馬体を造り直し、良績のある夏、そして降級の500万から再進発とあれば、一変は十分。

　二の筆頭は3歳馬ミヤビエンブレム。中山の急坂・山藤賞の34秒4という上がりなら、古馬相手でも好勝負。ウェルブレッドは、前走ボウマンが「距離短縮を進言したが、まさかマイルを使うとは」と、ビックリ。しかし1分33秒9でひと差し、2000mも守備範囲だ。

　サウンドメモリーは左回りの中距離は、極端な道悪以外は崩れがない。ネオヴェルザンディは、若干時計不足。シンボリネルソンは他力本願。

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【順当】ウェルブレッドは成績が安定しており引き続き現級なら中心視が可能。ミヤビエンブレムは相手強化だが堅実に差を詰めるタイプで通用十分とみる。ウイングチップは去勢手術明けだが乗り込み入念で初戦から注意。ネオヴェルザンディは詰めひと息だが流れ込みが考えられる存在といえる。サウンドメモリーはひと押しがカギだが立ち回り次第で上位まで。

【小波乱】ミヤビエンブレムは伸び盛り。センスがいいウイングチップ。良化一途のシンボリネルソンにも注目。

4歳平均値上位2頭が抜けている。○ウイングチップと▲ウェルブレッド。まあ人気にもなるとは思うが。しかし前走94で高い3歳◎ミヤビエンブレムの逆転ありと見る。☆ネオヴェルザンディも要注意。

休養明けになるが降級戦なら能力は上位の8ウイングチップが中心。先行力があり自分のリズムで走ればチャンスはある。○は4ミヤビエンブレムで決め手勝負なら善戦は必至。