【波乱含み】トブガゴトクは3走目の前走で変わり身示し快勝。短距離適性も示しており昇級でも即通用。コンドルヒデオは地力上位。使われつつ状態上向きで好勝負を見込む。トミケンキルカスもクラスに勝利実績持ち状態も良好で争覇圏。ココスタイルは休み明けも仕上がり良く能力も遜色ない。インスタイルもしまい堅実で侮れず、エピックマジックやサマニーなどにも注意を払いたい。

【飛んでくる】500万条件だけに、ほとんどの馬たちがなにがしかの「癖」を抱えている。コンドルヒデオも、そうした一頭。手応えに騙され早めに動くと案外甘く、ならばと控えた前走は逆に脚を余してしまった。しかし、戸崎の連続騎乗。一度で癖が掴めるからこそ、リーディングを張れるし、当該コースは〔1100〕、東京1300ダートがベスト条件だ。

　トミケンキルカスも、使える脚と仕掛けが難しい。ただ小回りの中山よりは左回りに良績あり。三走前に、当コースを1分18秒8で4着という星もある。走破タイムが少し平凡だが、トブガゴトクは距離短縮で一変をみた。「モノは試し」という意味合いも濃いが、フリームーヴメントは体型・走法的には、ダートは合っている。インスタイルは5月に1分18秒4、ココスタイルは6月に1分18秒8という記録がある。

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【順当】トミケンキルカスは差し脚堅実で現級実績的にもチャンス大。インスタイルは堅実に差を詰めるタイプで叩いた効果にも期待ができる。コンドルヒデオの流れ込みにも要警戒。ココスタイルは休み明けが微妙も地力的に善戦の可能性に警戒したい。トブガゴトクは昇級戦だが前走の内容を評価して連下にマーク。エピックマジックはダート替わりだがスピードに乗れれば残り目も。

【小波乱】アーバンスターは距離短縮を利して本領を発揮する。コンドルヒデオもこの距離が合っている。条件のよさを生かしてサマニーが浮上。

やはり東京への開催替わりで同距離コースで目立つのは4歳以上。どうしても3歳は指数が地味になってしまうのがこの時期の特徴だ。まあ軸には◎トミケンキルカス。ちょっと頼りないが比較するとこの馬が一番良い。相手はまず平均値80台。そこに3歳馬の低指数組をどれだけ入れていくかだろう。前走92☆トブガゴトクは高評価する。

確実に地力がアップしてきた14コンドルヒデオが主力。うまく末脚が引き出せればチャンスは十分。対抗は7トミケンキルカスで末脚が生かせれば善戦は可能。