【混戦】ショウナンバローネは昇級の前走でプラス12キロながら4着。長距離適性示しており素軽さ増した今回はチャンス。ヘルツフロイントは長距離で安定。休み明け3走目で気配もさらに上向き。タガノハヤテは前進中で初距離も問題ないタイプ。コンセギールも力つけており昇級でも。シップウも末脚堅実で侮れず、ステージジャンプやサトノセレリティなどにも注意が必要。

【連勝を視野に】サトノセレリティの前走は、いかにも連勝を狙った無駄のないV。幾度か手綱を握ったこともあり、500万条件では力が上だと蛯名もわかっていたが、前走は他馬の動き出しに目もくれず、直線入り口をどうさばくか。そこまで馬をいかにコントロールするかの楽勝。夏の北海道シリーズ以上に馬の状態もよく、余力を残して勝ったからこそV2も明確。

　相手本線はコンセギール。前回の中京戦は1800m通過・1分53秒7(1800mダートの500万・二鞍より速かった)という、タフなミドルラップの上に立ち、もうひと脚使う快勝。距離延長や昇級にも耐え得る好内容だった。ショウナンバローネも、東京2100ダート・2分12秒0で4着は、今回への自信となる。シップウは、昨夏札幌で本命馬や人気どころのヘルツフロイントを一蹴した実績がある。

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【波乱含み】混戦だが、昇級戦の前走が上々だったショウナンバローネを主軸に期待。ヘルツフロイントは好位差しが安定しており前走以上が可能とみる。ステージジャンプは詰めが課題も先行粘り込みに期待できそう。サトノセレリティは昇級戦だが相手なりに走れるとみて連下に押さえる。シップウは叩き2走目なら差し脚が届きそう。コンセギールは相手強化だが先行策なら残り目も。

平均値に加えて距離が重要になるダート長距離戦。しかし100を超える距離指数持ちでも平均値が悪いので信用性は落ちる。逆に前走高い馬は距離が低いという難しさ。しかも平均値90が7頭もいるというどれ買っても同じじゃないかという一戦である。ならば前走値順。思い切ってこれでいってみる。

上り調子にある3ショウナンバローネが有力。クラス2戦目での慣れが見込める上に距離延長は歓迎。終い勝負で突き抜ける。○は4ヘルツフロイントで長丁場は堅実でうまく仕掛ければ差はない。