【破壊力満点】
サンマルデュークの破壊力は、もう本物。二走前の
師走Sは、良馬場で1分51秒7と時計は優秀でも、15番人気・52キロでの大激走。着外の多い、そのキャリアから考えても、正直二番は効かないと思えたが、57キロの
ポルックスSも、ゴールを過ぎれば2着馬を0秒3と引き離す快勝。あの末脚を見せられると、58キロでも直線強襲を期待したくなる。
当面の敵は
バンズーム。馬群で包まれ脚を余した二走前の
師走Sを反省材料とし、
ポルックスSは意識的に仕掛けを早め直線入り口ではもう先頭。結果
サンマルデュークの末脚に屈したものの、今度は斤量差が2キロと開く。デリケートに流れに乗せれば逆転の可能性は残っている。
ヒラボクマジックは、3・4コーナーで
バランスを崩す不利がありながら、
ポルックスSは2着争いに肉薄。
連闘明けでひと息入れたぶん、4番手としたが、
モズライジンは
師走S2着馬。
サージェントバッジは、スローの
アルデバランSを我慢強く3着に追い上げて、クラスにメドを立てた。
キングノヨアケの前回時計は1分48秒5。ハナを叩けば少々のことではバテない。