【反応敏感】今のレトロロックは、打てば即座に響き反応する。コースと現地競馬が合っていたのは確かだが、唐戸特別は稍重馬場で2分0秒7。同日の1800mの1000万特別とわずか0秒1差、二着に0秒4差という完勝も含めレースの質の高さも特筆モノだ。極端な馬体減りさえなければ、パワーの中京でも差し切れる。

　持てるポテンシャルなら、トーセンデュークは五分以上。脚元がもやっているぶん、対抗としたが、1000万条件で、東京2000mを2分0秒台で勝ち負けを演じていた血統馬だ。

　脚さえもてばパドルウィールも、東京2000mを1分59秒9で走れた馬。左回り8-10F限定のエスオンマイチェス。サウンドバーニング、パワーウーマンなど、なかなかの好素材が揃って上位は拮抗。

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【混戦】半年の休養明け初戦を勝利したパワーウーマン。当時まだ陣営は本調子ではないとコメントしていただけに、叩いて益々状態が良くなっているのは確実。昇級戦となるが、先行馬の少ないメンバー構成だけに、展開も前走以上に楽になるはず。ここは状態と展開面で本命に抜擢したい。相手は鉄砲成績【2.0.1.1.】のトーセンデューク。トップハンデとはいえ、前走から1キロ減。そしてデムーロ騎手が何よりも魅力だ。

本日の中京ではデムーロの騎乗馬の指数がさほどいいわけではない。なのにここまででけっこう勝っていたりすればやはり騎手の能力というところになる。しかしここはほかが今一つで◎トーセンデュークでいけそう。相手は平均値上位ではなく、2走前102○ミッキータイガー。前走96▲パワーウーマン、過去に103ある△ビップレボルシオンも面白い。

格上げになるが上り調子の3パワーウーマンを推す。53キロは魅力でうまく立ち回れば連勝は可能だろう。対抗は5パドルウィールで決め脚は鋭く侮れない。