【桜戦線異状あり】
レッドアヴァンセは、
桜花賞の最大の惑星。長兄
リディルを筆頭に、
クラレント、
レッドアリオンなど、現役重賞馬が名を連ねる良血マイラー。デビュー前の坂路調教のタイムも際立ったものがあったが、実戦に行くと何故か脚をつっぱり、勝負どころで動かず。勝ち上がりに三戦を要したのは誤算だったけれど、レースの上がりを1秒2も上回る、有無を言わせぬ前走の33秒9の末脚は凄味さえ感じた。
アオイプリンセスにも、同等の可能性あり。梅雨時の中京だけに見た目の数字は地味だが、新馬戦の1分36秒4は、かなりのHレベル。
赤松賞は、ギリギリの馬体ながら33秒5をマーク。一週前の栗東坂路・50秒8―36秒9―12秒5に、
パワーアップも見て取れる。ホームの関西出走とあれば、違った馬体造りで競馬を使えるハズだ。
紅梅S2着の
ワントゥワンは、7Fがベストか、マイルもこなせるのか。
リセエンヌは平坦なら伸びが違ってくるのか。
エールデュレーヴも、桜を目指すならば、ラップ等、ここで確たる数字の裏付けと結果が欲しい。