【我慢比べ】57キロでもピオネロが我慢。東京1800mのむらさき賞を、1分45秒8で制した、現級勝ちの実力派。名古屋城Sも、勝ち馬は別格として、叩き二戦目で3着。僅差勝負のハンデ戦は、岩田も腕の見せどころだろう。

　エアアンセムも、近三走が3・2・3着。本命馬と同じことが川田にもあてはまる。ウェスタールンドは、平坦とはいえ大宰府特別の上がりは33秒8。ごく近い将来のOP候補だが、まだ体調に波があり、ここは慎重に三番手。

　マイラーに見えて、ダイシンサンダーは実は京都2000mは3戦3勝。モツれてレッドソロモン。ステイインシアトルは、今回が試金石。

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【波乱含み】ステイインシアトルの前走は最後までしぶとく走りを見せた。昇級になるが、先行力を生かして粘り込む。安定感が出てきたエアアンセムはもうひと押しできれば。レッドソロモンは発馬を決めたい。末脚堅実なピオネロに、ウェスタールンド、ダイシンサンダー、ピースオブジャパンを押さえる。

【枠番有利】内有利の馬場でもあり、好枠番を引き当てた02エアアンセムを素直に信頼。血統的にも内回りのほうが良さそうで、稽古での動きも上々。好位さえ取れれば、勝ち負けが期待できるはずだ。相手は、12ステイインシアトルと08マイネグレヴィル、07ピオネロの3頭を上位に。◎-○▲☆の馬連&馬単主体でいきたい。

【小波乱】エアアンセムはこのコースに向いている。条件が好転するブレークビーツ。体調がいいワンダーアツレッタも怖い。

平均値ソートで上位に来るのはハンデ上位という順当さ。なかでもわずかながら前走で110を持って1キロ軽い◎エアアンセムを抜擢する。あとはコース値が低いのがどう出るかの勝負。しかしここはとにかく平均値下位までどこかに100超えの指数を持っていてかなり難解。思わぬ穴馬が入ってくるパターンでもある。

確実に地力がアップしてきた2エアアンセムが中心。差し脚は強力で56キロなら持ち味が生かせそうだ。対抗は9ウェスタールンドで得意コースでの変わり身は期待できる。