【栄冠再び】組み合わせを睨み、アドマイヤエイカンが急遽参戦。京都2歳Sは3着、ホープフルSは5着と、重賞の壁や瞬発力勝負に遅れをとっているが、札幌2歳Sを制した重賞ホース。持ち時計のないタイプだけに、2200mの持久力勝負も吉となる。

　ブラックスピネルも、ホープフルS4着、若葉S3着。折り合いと決め手不足に泣いてきたが、アドマイヤとの対戦比較をみれば、対抗に置くのが筋。

　単穴はピースマインド。どう見ても中距離型の逃げ馬、アーリントンCはペース云々以前に距離不向きと思っていた。2200mなら、二走前の中京の快走歴が再びだ。11月の早い時期に京都2000mを2分1秒7で駈けたダノンサンシャイン。ジョルジュサンク、ロスカボスも、差はわずか。

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【波乱含み】ピースマインドは1番人気のシンザン記念で14着。不可解な惨敗だったが、新馬戦は2歳王者リオンディーズの2着で、続く未勝利戦を楽勝。素質は高く、距離を延ばして反撃に期待する。ブラックスピネルの前走は初めての後方待機から、脚を伸ばした。脚質にも幅があり崩れない。ロスカボスの前走は上がりの速い展開が向かなかった。コース替わりで見直したい。重賞でモマれたアドマイヤエイカンに、ダノンサンシャイン、ワンダースペリオルまで。

【中心不動】強豪を相手にキャリアを積んできた、05ブラックスピネル。この世代のモノサシとなる馬であり、その力は間違いなく上位である。稽古では相変わらずいい動きを見せており、少頭数も歓迎材料。素直にここから、09ピースマインドと02ジョルジュサンクを相手本線に設定した馬券で勝負したい。

【小波乱】ジョルジュサンクは折り合って能力全開。マイペースでピースマインドがしぶとさを発揮する。アドマイヤエイカンは長くいい脚を持続できる。

前走値でトップ◎アドマイヤエイカン軸だろう。相手には同じ平均値だが90台持つ○ブラックスピネルと平均値トップで▲ジョルジュサンク。前走87の1頭☆ダノンサンシャイン。

休養効果で心身がともに充実してきた7アドマイヤエイカンを推す。スタミナ型で距離が延びるのは歓迎。身上の末脚で抜け出す。○は5ブラックスピネルで伸びシロは十分なら互角以上。