【前回のHラップを糧に】桃山Sは7着と失速したタガノヴェリテだが、1000m通過は58秒9―1800m通過・1分49秒6という猛ラップなら、ビリ負けしなかったほうが不思議なくらい。57キロだけが唯一の死角だが、降級・距離短縮なら普通に勝ち負け。

　ムラはあるが、ミツバは二走前の伊丹Sを良馬場で1分51秒5。完調一歩手前かもしれないが、レッドルグランは12月の阪神で現級を卒業。

　乗り方に工夫が必要だが、厳しい追い比べになればトゥヴァビエン。ダイナミックウオー、ヒムカが連れて浮上。

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【平穏】阪神の準OP特別でも2走前に連対しているミツバ。今回はクラスが下がって同条件。末脚を活かすタイプなだけに枠順も関係なく、穴らしい穴が見当たらない。無理矢理に不安点を探すとしたら休み明けになるのだろうが「先週使おうと思えば使える状態だった」と陣営が話すように、万全を期して降級戦に合わせてきた感。ここは取りこぼす可能性は極めて薄い。相手も降級となるレッドルグラン、タガノヴェリテ。比較的堅い決着となりそうだ。

【上位拮抗】上位馬の能力が拮抗しており、なかなか難しい一戦。先行指向の弱さから前有利の展開になると判断して、13タガノヴェリテを本命に推す。近2走の先行内容が上々で、降級も大きなプラス。相手は05レッドルグラン、08ディアブルーダーが上位評価組だが、16ミツバ以下も差はない。◎○▲の組み合わせから流す馬券で勝負。

【小波乱】レッドルグランは厳しい展開の前走でも頑張った。力をつけている。タガノヴェリテは立ち回りがうまい。積極策でマユキが奮闘。

ここは一転して平均値でも圧倒している降級組の◎ミツバ。2位からもかなり差がある堅軸級。だが勝負はここから。まず相手に同じ4歳降級○レッドルグラン。そこに▲ダイナミックウオー、☆ディアブルーダーが続く感じ。おそらく上位は人気サイド。この降級上位パターンは来週も続くので、こういう場合のオッズがどうなるかに注目しておきたい。

準オープンで連対した経験から能力上位は明らかな16ミツバが主力。阪神は得意でうまく仕掛ければ差し切れる。対抗は5レッドルグランで降級で得意コースなら巻き返せる。