※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
ローカル小倉の1800m戦ということで、前走でマイル戦を使っているようなスピードタイプの参戦が多いレースですが、じつはスタミナが要求される一戦です。一昨年の勝ち馬
ラストインパクト、2013年の
ヒットザターゲットはいずれもその年の秋に
京都大賞典を勝っています。去年の
カレンブラックヒルもマイラーという印象がありますが、
天皇賞(秋)、
金鯱賞の中距離重賞でスタミナを強化してから距離短縮での勝利した。
1.距離短縮が強い
中京開催だった2010年を除いた過去9回で、距離短縮組が7勝で距離延長は1勝(前走1800mが1勝)。勝率でも9.9%と1.8%と圧倒しています。
2.前走着順は関係ない
同じく過去9回で、前走で二桁着順だった馬が4勝して2着も3回。近況の勢いはほとんど関係なく、重要なのはあくまで実力の有無。
3.ベテランが大活躍
年齢別でもっとも好成績を収めているのが3勝2着3回の7歳馬。4歳、5歳からも勝ち馬は出ていますが、母数が多いぶん勝率で見るとそれぞれ3.8%、5.6%と芳しくありません。
タマモベストプレイは一昨年の
京都大賞典2着など長い距離でのしぶとさが持ち味ですが、元をたどれば3年前の
きさらぎ賞の勝ち馬ですからこの距離が悪かろうはずがありません。平坦小回りではいずれも札幌ですが[1-1-1-1]で
札幌記念でも6着。この条件が向いている可能性は高そうです。
マイネルフロストはGIIでは家賃が高いもののGIIIまでなら安定感がありますし、1800mでは
毎日杯勝ちの実績。蛯名騎手の全場重賞制覇がなるかも注目です。
スピリッツミノルはハナを切らない形でも大崩れしなかった前走に精神的な成長が見られます。昨年この時期に3連勝したように冬場に調子を上げる馬。
ベルーフは
小倉記念2着があるようにこのコースも悪くありません。
コスモソーンパークは昨年の2着馬で8歳になる今年も好調キープ。
ダコールはローカル中距離重賞では上位安定という実力馬ですが、今回はハンデとの戦いに。
ネオリアリズムは折り合いの難しさがあり、距離短縮で前進なるか。