【伏兵多し】二走前の桑名特別の1分9秒3が示すように、フルールシチーは、パワー馬場ならまず崩れない。同馬にしては時計が速めの、坂コースの中山でも前走1分8秒5で時計差なしの接戦を演じたあたりにも、目下の好調さがうかがえる。

　ひと息入ったぶん、対抗としたが、逆転があればダノンルージュ。昨夏の小倉・1分7秒6は、自身のキャリアにおけるマックスの記録だ。

　間隙を突いて、クリノスイートピーの逃げ残り。平坦替りでハナフブキを惑星に見直し。ウイングパラダイス、ラインハートも、先行流れ込み十分。

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【上位拮抗】小倉の最終レースらしく、どの馬が勝っても不思議でないメンバー。内枠はごちゃつくと見て、大外枠のダノンルージュを中心に馬券を組み立てたい。調子が上がってこない限り無理に使ってこない藤原英厩舎らしく6歳という年齢ながら、まだまだ若々しく成長途上の感すらある馬体。3か月半休ませて、ここは出たとこ勝負の気配ムンムンだ。相手は前走坂下までは見せ場タップリだったクリノスイートピー。平坦の小倉なら上位で流れ込みも可能と見た。

休み明けでも距離コース107で平均値もトップの◎ダノンルージュから。相手は前走97で高い○フルールシチー。同じく前走96が評価できる▲ラインハート。

昇級2戦目で上積みが容易に見込める15フルールシチーを推す。短距離向きのスピード馬で小回りの電撃戦で真価を発揮する。対抗は8プルメリアスターで展開次第では逆転もある。