前走テレビユー福島賞は一気の距離短縮でしたが、普段の追い切りの様子から適性は十分あるとして、ウマい馬券で本命を打った◎ドラゴンストリート。スタートが遅くなりましたが、道中の行きっぷりの良さはイメージ通り。あとは直線で弾けるだけと思いましたが、前が塞がって追えずに終わりました。

　そのダメージを気にしたこの中間ですが、むしろ無理なレースをしなかった分、前走よりもタメが利いた走りをできていると思います。前走時同様、最終追い切りはCWで4Fからの追い切りでしたが、これが50秒を切って抜群の動き。開催前半は坂路調教と同様に評価できるCWでの速い4F時計をマークしているだけに、ここはスムーズなレースで決めてくれると思います。もちろん、相手は夏開催小倉芝1200mに最適な最終追い切り栗東坂路でラスト1Fが最速ラップを踏んでいる馬たち。

1.ハッシュ
今回：標準多め坂路
前回：標準坂路

2.サンマルホーム
今回：馬ナリ平均坂路
前回：乗込坂路

3.プレイズエターナル
今回：標準少め坂路
前回：標準併用

4.ウィットウォーター
今回：軽目坂路
前回：軽目坂路

5.マルヨバクシン
今回：標準坂路
前回：標準多め坂路

6.ドラゴンストリート
今回：馬ナリ平均トラック主体
前回：乗込併用

7.アンナミルト
今回：標準坂路主体
前回：標準坂路

8.メイショウハガクレ
今回：標準少めトラック
前回：標準トラック

9.カシノワルツ
今回：標準トラック
前回：標準トラック

【小倉で驀進】マルヨバクシンは、1分7秒5というHレベル決着も含め、小倉は〔3100〕。55キロで現級勝ち、降級の準OPとあれば、見違えたような走りで即座に巻き返し。

　当面の目標はハッシュ。テレビユー福島賞は、昇級・55キロという厳しい条件にもかかわらず、2着に粘り込んだ。ただ、1分8秒4というタイムが若干平凡。プレイズエターナルの地力、ウィットウォーターの決め手。ドラゴンストリートも、前走で1200mの流れをつかめたか。

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【順当】全4勝のうち3勝を当地で挙げている、現役屈指の小倉巧者マルヨバクシン。さすがにここまでの数字を残していると、陣営も自然と小倉でベストの状態になるように仕上げてくるはず。土曜日の競馬を見ていると、逃げ先行ばかりというわけでもないが、絶好の馬場を見る限り、ある程度の先行力は必須能力。あらゆる点で他馬を一歩リードしている。対抗は逃げるハッシュ。とにかくテンのスピードが抜群に速く、この馬に付いていくと誰も得しない。展開面での利が大きいか。穴で狙いたいのはメイショウハガクレ。2走前は最低人気での激走だったが、レース内容から決してフロックとも思えない。前走の敗戦で再び人気が下降するようだと抑えて損はないだろう。

【逃げ切る】最内枠を引き当てた01ハッシュが、ここは一目散にハナを奪取。近走の先行内容のよさはかなり目立っており、高速馬場と枠番をフルに生かした走りが期待できそうだ。相手は、05マルヨバクシンと04ウィットウォーターの2頭が上位評価組だが、03プレイズエターナル以下も差はなく、混戦模様。◎からのチョイ荒れ狙いが面白い。

【小波乱】ドラゴンストリートは流れに乗って決め脚を発揮する。条件が好転するプレイズエターナル。マルヨバクシンはこのコースが合う。

少頭数だがほぼ全頭が平均値90台で差が出ていない。降級4歳ただ1頭◎マルヨバクシンは同距離コース108で最高。しかし前走がいまひとつという形になっている。でも2走前に105があれば大丈夫と見る。前走高い○ウィットウォーター。97連発▲ドラゴンストリート。以下☆サンマルホーム。△もキッチリ3点打つ。

休養明けになるが仕上がりは良好な5マルヨバクシンが有力。小倉3勝が示すように実績は抜群。平坦馬場で差し切れる。次位は6ドラゴンストリートで決め手勝負ならチャンスは十分。▲は1ハッシュで積極策から逃げ切りを狙う。