昨年の北辰特別。1着から4着まで馬ナリ平均トラックが独占する調教タイプの顕著な傾向が出ました。ここは休み明けも多く、スピードの軽い仕上げが少ないと予想していましたが、実際に馬ナリ平均トラックに該当は◎コスモレティクルムの1頭しかいません。

　自身は札幌芝2000mを勝利した経験があり、この舞台に対しては実績があります。札幌ダートでの最終追い切りは札幌芝2000mに適した内容に該当しており、さらにトラックのダブル最速にも該当。ここは妙味十分です。

1.エアウィンザー
今回：標準トラック
前回：標準多め坂路主体

2.コスモレティクルム
今回：馬ナリ平均トラック
前回：馬ナリ平均トラック

3.スパーキングジョイ
今回：標準トラック
前回：標準併用

4.ユノディエール
今回：標準トラック
前回：標準坂路

5.ウェイト
今回：軽目トラック
前回：地方

6.ビレッジソング
今回：標準トラック
前回：一杯平均トラック

7.マイネルヴンシュ
今回：標準少めトラック
前回：馬ナリ平均トラック

8.フォーラウェイ
今回：標準トラック
前回：馬ナリ平均トラック

9.ロライマ
今回：標準トラック
前回：標準多め併用

【心の持ちようひとつ】春シーズンのエアウィンザーは、まだ完調手前。身体というよりは精神面が幼く、脚を突っ張り、レースを止めようとしたりしていたが、デビュー戦の上がりは34秒0。未勝利勝ちの上がり33秒9で、現オープンの兄に近い資質は示している。

　対抗はロライマ。近走長丁場を中心に使っているが、ルメールとのコンビでは、2000m逃げ残りの3着がある。

　順調さならフォーラウェイ。臥牛山特別はアクセルを踏むタイミングを間違えてしまったが、馬体減もなくHレベルで好調を維持。

　臥牛山特別2着のビレッジソングの前残り。マイネルヴンシュも思い切って先行すれば残り目十分。

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【順当】クラシックを早々と断念し、秋に向かって態勢を整えてきた1エアウィンザー。血統的にも陣営の期待は大きい、パワーも兼ね備えており、初の洋芝も苦にしないだろう。6ビレッジソングは前走上々の粘り。洋芝適性も高い。3スパーキングジョイも時計のかかる札幌になれば結果は違ってくるだろう。

90連発で平均値もトップならば◎ロライマ。相手にも○エアウィンザーと▲マイネルヴンシュ。同レベルで☆フォーラウェイと平均値上位をまず評価する。しかし平均値低くても前走値は高い。△まで頭逆転は十分にある。

休養明けになるが中身が充実してきた1エアウィンザーを推す。潜在能力は高くうまく仕掛ければ抜け出せる。○は9ロライマで決め手勝負なら上位。