11R

エルムS

15:25発走 / ダ1700m (右) / 天候:曇 / 馬場:重
1回 札幌 6日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 14頭
本賞金:3600,1400,900,540,360万円
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 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

4

-

13

1点 3500円

馬連

2

-

4

1点 3000円

馬連

4

-

5

1点 1500円

馬連

4

-

10

1点 1500円

馬連

4

-

14

1点 500円

山崎エリカの見解

 札幌のように直線の短いコースは、得てしてオーバーペースが発生しやすいもの。しかし、札幌ダ1700mは、ペースが乱れることがあまりありません。実際にエルムSの過去10年を見ても、7回も平均ペースで決着しています。

 また、ややスローペースになったのは、2006年と逃げたモンドクラッセが3着に粘った昨年のみ。逆に、ややハイペースは、ジェベルムーサの追い込みが決まった一昨年のみ。ダート戦なので、極端なスローペースになることはないにしても、極端なハイペースが発生したことがないのが重要ポイント。

 なぜ極端なハイペースが発生しづらいのかというと、コースがほぼ平坦であることと、コーナーの半径が大きく、カーブが緩やかだから。つまり、コーナーをトップスピードで侵入したとしても、それほど外に張られることがないために、わざわざストレートでペースを上げていく必要がないのです。

 それを証明するかのように、札幌ダ1700mは4コーナー地点のラスト2F目がレース最速地点になることがままあります。これほど癖のないコースは、札幌コースくらいでしょう。逃げ馬でも追い込み馬でもほぼ平等にチャンスがあるゆえの難しさもあるのですが、基本的に「強い馬は強い」で打ち回してもOKのコース。

 よって、◎には、面白くない予想かも…ですが、テイエムジンソクを推します。この馬は、今回は重賞初挑戦の上り馬ですが、オープン勝ちの近2走でマークしたPP指数が帝王賞でも勝ち負け出来るレベル。帝王賞の勝ち馬が、ここに出走しているようなものなので、ここは逆らわないことにしました。今回のメンバーだと二の足の速いモンドクラッセに先に行かせて折り合うかもしれませんが、前々走の大沼Sではそういう競馬で結果を出せているので、問題ないはず。負けるとすれば、クリノスターオーあたりに外から蓋をされて、動けないパターンくらいか?

 相手は、前に行く馬は、テイエムジンソクに早めに潰しに来られると見て、中団以降で立ち回る馬を中心に馬券を組み立てます。○は、昨秋のラジオ日本賞で、今年の帝王賞馬ケイティブレイブを2着に降して勝利したメイショウスミトモ。この馬は大沼SマリーンSともに◎テイエムジンソクの後塵を拝する結果となりましたが、2着馬とは0.1秒差、0.4秒差の小差。休養明け3戦目の今回は、テイエムジンソクとの差をもう少し詰められる可能性もあると見て、対抗評価としました。

 ▲は、今年の佐賀記念で初重賞制覇を果たしたロンドンタウン。その後のマーチSアンタレスSとともにメンバー中で最先着。実力面では今回のメンバーでも見劣りしないことを証明しました。前走の平安Sこそ12着と崩れましたが、今回は立て直されての一戦。また、今回は2番ゲートで内々で脚をタメられる立場だけに、巻き返しが怖い一頭です。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

5

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

9

相手

1

2

5

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

10

相手

1

2

5

9

11

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【本格化迅速】テイエムジンソクが唸っている。滞在競馬の平坦1700ダートの舞台で、レース内容が一変する御当地馬というのが、毎年現れるが、本馬は大沼Sを1分42秒8で大楽勝。1000m通過・59秒0というHペースに恵まれたことも確かだが、12秒5-12秒6-12秒3(3Fは37秒4)という、芝に換算すれば11秒台の速い連続ラップを36秒9で後続に0秒7差。

 続くマリーンSは、一転逃げ。1000m通過・59秒7というミドルラップを自らがコントロール、12秒3-12秒3-12秒6という好ラップで、余力残しの1分42秒9で楽勝。テンションの上がりにくい滞在競馬なら、仕上げもレースもコントロールが効く。前二戦の時計と勢いを信頼だ。

 対抗はピオネロ。重賞戦線では、あと一歩踏み込み切れない、もどかしい競馬が続いているが、フラットコースの1700ダートが、蓋を開けてみれば条件最適というケースも考えられる。先手を主張する馬がけっこう揃い、適度に流れは速い。ルメールの手綱捌きも当然参考材料になる。やや流れが読みにくいが、意外やペースは淡々。前々で競馬が運べば、当該コース〔3010〕の、モンドクラッセとの行った行った。

 惑星は道営のオヤコダカ。昨年の勝者リッカルドの中山の1800mの勝ち時計は1分53秒台だった。それを思えば、三走前の門別・1分53秒1(後続に0秒8差)という記録は、中央のオープンでも数字的には足りる。クリノスターオーは2014年のエルムSを1分41秒9で2着、昨年も2着に踏ん張った。前崩れならロンドンタウンコスモカナディアンのチョイ差しもある。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
2ロンドンタウン(5人気)
3ドリームキラリ(8人気)
9ピオネロ(2人気)
5オヤコダカ(7人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

3

5

9

12通り 各400円

3連単BOX

2

3

5

9

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

6

9

11

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

2

相手

1

6

9

11

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

13

相手

1

2

6

9

11

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【勢い継続】古川騎手に乗り替わり、今までのジリっぽさが嘘のように快勝を繰り返すようになった4テイエムジンソク。今回は先手を主張したい馬が多く、ペースも速くなりそうだが、差し馬としても一級の切れ味を持っており、不安材料にはならない。

 相手は難解。◎が先行馬を一掃してくれるとみて、基本は後方待機馬。特に2ロンドンタウンは2走前のアンタレスSが流れに乗れたとはいえ好内容。内目の枠に入ったことにより、内ラチ沿いでじっくり脚が溜められる。岩田騎手の得意戦法がさく裂する。13メイショウスミトモは前走だけで見限れず、人気が落ちている今回こそ狙い目。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 近年は施行時期が何度か変更されていますが、秋を睨む一流ダート馬の夏場の叩き台という位置づけは一貫しています。2014年から地方交流のブリーダーズゴールドCが牝馬限定戦になったことで、この時期に牡馬が使える唯一のダート中距離重賞として、重要性はさらに高まりました。秋のGIシリーズの出発点として、見逃せない一戦です。

1.勢いのあるチャレンジャーに注目

 最近8年間の勝ち馬のうち7頭は、このレースが重賞初制覇でした(残りの1頭はローマンレジェンドの2勝目)。それら6頭はすべてが4歳か5歳で、斤量は56kg。6頭いずれもオープン特別か準オープンからの臨戦で、上り調子の勢いで重賞実績馬たちを負かして重賞タイトルを手に入れています。

2.前走凡走からの巻き返しは難しい

 過去10年の連対馬のうち、前走で掲示板を外していた馬は3頭のみ。そのうち2頭はすでにGI勝ちのある抜けた実績の持ち主(2014年1着のローマンレジェンド、2011年2着のオーロマイスター)でした。真夏の重賞らしく、順調に来ている馬のアドバンテージは大きく、生半可な実績馬では勢いを阻むことはできません。

3.北海道ダートOPの延長戦ではない

 大沼SマリーンS、あるいはかつてのしらかばSなど、北海道で行われるダートのオープン特別からの転戦馬が多数を占めるメンバー構成になります。かつてはその組で決着することがほとんどでしたが、メンバーレベルが強化された近年は様変わりしていて、最近5年間で前走が北海道だった馬の連対は1例のみ。昨年のモンドクラッセ、2014年のブライトラインは、一気のメンバー強化に対応できずに断然人気を裏切っています。

 GIで勝ち負けできるようなレベルの「抜けた実績馬」は不在。実績最上位はGIII3勝のクリノスターオーで、あとは「流れをつかめばGIIIで勝ち負け」というレベルです。

 となれば当然目が行くのが、大沼SマリーンSを含めてここまで破竹の3連勝中のテイエムジンソク。着差は順に4馬身、5馬身ですから、勝ちっぷりの派手さも目を引きます。ただし、この2走ともにメンバーレベルには恵まれていましたし、小回りの函館で2連勝したものの大回りの札幌コースへの適性は未知数。超えるべきハードルは決して低くありません。

 注目は、準オープンからの再昇級になるコスモカナディアン。GIの川崎記念でも3着がありますが、それよりも強調できるのが前々走の仁川Sでしょう。次走で平安Sを圧勝するグレイトパールと一騎討ちを繰り広げたパフォーマンスはインパクト充分でした。次走のマーチSはそこから中1週の強行軍で、疲労残りが響いての敗戦であり、重賞では家賃が高いと考えるのは早計です。過去4年で2勝と、なぜか相性が抜群の福島の安達太良Sからのステップも魅力的です。

 ピオネロはダート重賞のタイトルには恵まれていませんが、コース・距離を問わずつねに勝ち負けに持ち込んでいるのですから立派です。決め手に欠ける難点があるので、大回りながら直線が短い札幌コースで重賞の壁を突破したいところ。ルメール騎手への乗り替わりで勝負気配が漂います。オヤコダカはホッカイドウ競馬のトップホース。前走星雲賞は相手に恵まれたとは言え3.1秒差の圧勝で、スピードとスケールは道営馬の枠を超えています。交流重賞でも好勝負した実績があり、自分のリズムで進めればこのメンバーでも。

 クリノスターオーはこのレースに4年連続出走で、過去3年は2・4・2着。前走のマーキュリーCも目標にされたぶんの3着惜敗で、7歳馬でも大きな衰えは感じられません。ロンドンタウンはハイペースを早めに追走した平安Sは大敗しましたが、それまでの一連の重賞実績から軽く扱えません。勝負所でズブさを見せる馬で、このレース得意な岩田康誠騎手への乗り替わりは魅力。リーゼントロックはジリ脚で詰めの甘さが残るものの、どんな相手と戦っても大崩れしないのですから地力は充分です。1年ぶりに復帰する三浦皇成騎手の手綱捌きにも注目が集まります。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

9

10

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

9

相手

1

2

10

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

10

相手

1

2

9

11

12

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

指数圧倒◎テイエムジンソク。札幌コース初でも函館で117から122と驚異的な数字出してればまったく問題ない。相手は同じローテで◎に後れを取っているが前走指数は111の△リーゼントロックは押さえ必須。人気なさそうだがほかと比べれば悪くない数字。だが相手はルメール○ピオネロと▲モンドクラッセでいく。全体としては平均値上位でまとめる感じ。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

9

10

11

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

11

相手

1

2

9

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

9

相手

1

2

10

11

13

30通り 各100円

田沼亨の見解

目下、3連勝中と勢いに乗る4テイエムジンソクが有力。大幅にパワーアップした現状からスピードで押し切れる。次位は11クリノスターオーエルムS2着2回の好走実績から期待できる。▲は9ピオネロで砂適性は高く逆転は可能。

厳選予想 ウマい馬券