2014年1着アロマティコ、2015年3着リベルタス、2016年3着ツクバアズマオー。これらの共通点はトラックのダブル最速該当。すべて3番人気以下だったので、人気以上に走れている、高い調教適性があったということ。

　◎デンコウリキは最終追い切り函館Wのトラックのダブル最速に該当。休み明けの前走は追い切り本数少ない状態でも5着でメンバー最速上がりをマーク。ひと叩きして、きっちり本数乗った状態に仕上げられているので、ここは当然勝ち負けを期待します。

1.マイネルディーン
今回：軽目トラック主体
前回：標準少めトラック主体

2.ダンツプリウス
今回：標準多め併用
前回：標準坂路

3.スーパームーン
今回：軽目トラック
前回：標準多め併用

4.ナリタハリケーン
今回：連闘
前回：標準トラック

5.トウシンモンステラ
今回：標準トラック
前回：一杯平均併用

6.サトノアレス
今回：乗込併用
前回：乗込併用

7.アングライフェン
今回：標準トラック
前回：標準少め坂路

8.デンコウリキ
今回：馬ナリ平均併用
前回：標準少め併用

【2歳チャンプをリスペクト】サトノアレスの資質上位。昨年の朝日杯FSは1分35秒4で決着。同時期に行われた阪神JFのソウルスターリングと比べると、質やレベル云々――いろいろ言われてきたし(笑)、高速決着に線引きがあるのは確か。しかし、大勢が決したあととはいえ、スプリングSも皐月賞も、上がりは最速。短期放牧で硬くなっていた筋肉もほぐれた。巴賞をステップに、また違う馬造りを睨んでいる。

　このメンバーなら、多少距離が長くてもダンツプリウス。オープンを走ってきたアングライフェン、スーパームーンが厚め。

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【相手探し】ダービーに出る資格がありながら、ここまで待って態勢を整えてきた2歳王者6サトノアレス。わざわざ変化球で負けないローテーションを組んだ以上、ここは取りこぼせない。8デンコウリキは格上挑戦になるが、単騎で行けそうな展開面に魅力を感じる。7アングライフェンも長く馬券圏内に入っていないが、この相手なら当然好勝負。

平均値では負けているが前走値だけ見ると、やはりここでは抜けた存在に見える◎サトノアレス。ここからであとは人気がどれくらいになるかだけ。相手は○アングライフェン。続いて▲スーパームーンとなる。一発には☆トウシンモンステラ。

2歳チャンピオンの6サトノアレスが有力。末脚は強烈で成長力が見込める現状なら鉄砲駆けは十分。次位は8デンコウリキで末脚は鋭くパワーを要する洋芝は合いそうだ。▲は2ダンツプリウスで潜在能力は高い。